
葬儀は、花祭壇で会葬者は通夜14名、告別式10名の親族のみの家族葬でした。 葬儀社は決まった予算の中、マイクロバス代が無料になるので、その分にあと5万円プラスして、棺を1段上の布張りになさってはどうですかと提案しました。
住職は菩提寺よりお願いしました。御焼香の後、しばらくして繰り上げの初七日の法要が続きます。葬儀が終わりイスを片付け棺に入れるお別れ花を千切っている時、急に祭壇前で全員の写真を撮りたいと申し出があり、あわててイスを出すというハプニングがありました。かなりちぎった後でしたが皆さん気にしない様子で写真に納まり、悲しみの中にもお身内だけの和やかな式が続きました。
住職の読経中、住職の奥様の病気の具合が急変したとの電話が入り、葬儀社の担当者は「初七日の法要も終わったことですし、ご住職にお帰り願ったらどうですか。(生きているうちに)奥様とお会いした方がよろしいのではと、ご住職に申し上げたらどうでしょうか」と喪主の方に勧めてみたとの事でした。ベテラン担当者の一つひとつの気配りがご喪家との信頼感を生むようです。
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