2006年09月30日

家族葬で行われた葬儀の具体的な相談からの流れ

 「今、病院で母が息を引き取りました。前にインターネットで調べてそちらを知ったので、電話をしていますが、葬儀社を紹介してくれますか」と連絡がセンターに入りました。

  松戸市在住のお母様がお亡くなりになり、転勤で広島在住のご長男からのご相談です。
 「病院から何時ごろ、お引取りにいらっしゃいますかと言われている」と慌てていましたので、まず、あわてる必要はないので落ち着くことが大事だとお伝えし、その場でご要望を整理していきました。
 その結果、1、会葬者は近親者だけで多くて20名位にし内々だけの家族葬でやりたい。2、二年前父が亡くなった時、大手葬儀社に頼み、かなり費用が掛かったので、できるだけ費用がかからないようにしたい。3、松戸の近辺の斎場。4、自宅には安置ができないので葬儀社で安置ができるところ。5、仕事の都合上、できるだけ葬儀を急ぎたい。というようになりました。

 ご要望に合う葬儀社を、すぐ紹介し、直接、お話をしてもらい、その社に依頼することになりました。すぐに病院へお迎えにあがり、自社の安置所に搬送しました。斎場は、しの田会館で翌日には通夜、翌々日には松戸市斎場において火葬の運びとなりました。



 センターの価値がより発揮されるのは、こうした緊急の場合だと思っています。こうした場合、当センターの担当者が、どんなに当事者の方に慌てないで下さい、といっても、冷静になってもらうのはとても難しいものです。これが、病院という特殊な状況の中で頼る人がいないような場合には、なおさら、どうすればいいのかということで慌ててしまうでしょう。

 慌てて冷静でない中、そして不安な状況の中、葬儀社選びを状況の流れの中で運任せにして最悪の事態になったということもよく見聞きするところです。成り行き任せで後悔するよりも、センターはそういう状況の中でも適切な葬儀社を紹介するための仕組みをつくっていますので、費用面も含めてはるかに良い葬儀に結びつきます。

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2006年09月27日

堀ノ内斎場での、余分なものに費用をかけず、花祭壇に費用をかけた葬儀

 堀ノ内斎場でのお身内30名程の家族葬に立ち会いました。依頼者は若い方ではっきりした意見を持っていらしたようです。「棺や火葬のお釜は気にしない。霊柩車も火葬場まで数十メートルの距離なので台車でよい。その代わり、生前aお花が大好きだったお母様らしく花祭壇の花はできるだけのことをしたい」というご要望でした。
 淡いピンク・ブルー・イエロー・ホワイトと華やかなお花とライトに囲まれた遺影のお母様の笑顔がより幸せそうに感じられました。



 会葬者が少ない場合、葬儀社の担当者は式場が寂しくならないようにセッティングに注意します。例えば、あらかじめ出席者数が分かっている場合などは、イスを人数+アルファ位にしておき、空席が目立たないように気を配ります。その分イスの間隔を少しずつあけることで、ゆったりした感じになります。

 また、式の時間的な帳尻を合わせるように常に気を使うようです。少人数の場合は、お焼香のタイミングを計り、お焼香の台数を少なくします。今回はお一人ずつ、ゆっくりお焼香するようにしました。お一人ずつのため、気持が集中し、丁寧により心のこもったお別れができたようです。

 一人息子さんのお母様への思いがより鮮明に出た式になりました。葬儀社の担当者は「特に身内だけの葬儀は喪主をたてて、見えない部分により細やかな気配りが大切です」と振り返っていました。

※堀ノ内斎場の斎場案内は、堀ノ内斎場のページになります。
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2006年09月24日

病院指定の葬儀社を利用するかどうか

 東京都が平成13年に調べたアンケート調査によれば、お亡くなりになる人の場所は82%が病院です。また、家族の葬儀のための事前準備をしていない人が64%に達しています。これをあわせて考えるとどうなるでしょうか。これは、現実的に病院指定の葬儀社を利用するかどうかが葬儀社の選択を考える大きなウエイトを占めるということです。そのときになって、あわただしく自らが探すか、親戚や知人などから葬儀社を紹介されないと、病院の葬儀社に依頼せざるを得ないようになる、と言ってもいいでしょう。

 実は、病院指定の葬儀社というのは、搬送契約を結んでいる葬儀社のことです。搬送というのは病院から自宅などへ遺体を運ぶことです。遺体を長く病院におくわけにはいかない(おきたくない)病院と、仕事を取りたい葬儀社の利害が一致して、病院から自宅などへの搬送契約を結んでいます。

 ところが、病院指定の葬儀社はどこでもなれるわけではないのです。いろいろ条件があるわけです。例えば、早く病院から連れ出して欲しいわけですので、病院近くに営業所があり、○○分以内に二人で迎えにこられることなど、いろいろな条件があるわけです。

 葬儀社側にすれば、営業所が近くになければ場所を確保しなければなりませんし、人も待機させておかないといけないわけですから当然コストもかかることになります。
 
 公立の病院などは、条件を満たした業者の中から抽選をしたりしていますが、私立の病院は、諸条件に加え何らかの理由でもって葬儀社が決まります。「指定業者の中には、病院に対し年間1000万円超、かつ、1遺体あたり数万円の金銭を提供しているものがあった」と公正取引委員会が「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」(2005年7月)の中で指摘していますが、そうしたことがあることは否定できません。

 いずれにしろ、病院指定の葬儀社になるためにはコストがかかるわけです。こうしたコスト構造が背景にあるため、搬送契約でありながら、強引に葬儀まで結び付けようとする営業になっているのです。
 
 これに対し、公正取引委員会の前掲の報告書の中で、「遺体搬送サービスと併せて、その後の葬儀サービスについても、当該遺体を霊安室に引き留め、説得するなどして、自己との取引を強制的に促すといった事例がみられた。こうした行為は消費者の自主的なサービス選択の自由を侵害し、不公正な取引方法(抱き合わせ販売等)として独占禁止法上問題となる恐れもあることから、事業者はこうした行為を行わないようにすべきである」と注意しています。要するに、搬送する立場を利用して強引に葬儀の営業をするな、ということです。

 もちろん、病院指定の葬儀社が悪い業者と言ってるのではありません。こうした構造を知った上で、できれば、違う葬儀社と比べた上で、病院指定の葬儀社にするというのならば何の問題もないということです。

 葬儀に関する情報がオープンになってきて、事前準備する人も徐々に多くなってきておりますので、病院指定の葬儀社に依頼する傾向は減少してきているようです。葬儀社もかつてのように何が何でも病院の指定になる、ということではなくて、直接、消費者に支持されるような活動や情報公開をしている葬儀社も増えてきております。消費者からすると非常にいい傾向です。

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2006年09月21日

千葉市の常光閣での一般的な規模の葬儀に立ち会いました。

 常光閣での会葬者60名程の葬儀・告別式に立ち会いました。通夜の会葬者は70余名でしたが、息子さん達の会社関係の香典のお預かりが多く、返礼品は300個以上出ました。ご喪家からは供物の果物を小分けして火葬場から戻ってきた方々に分けてほしいとのことでした。果物籠は飾ってあるとあまり大きく見えないが、家に持って帰って持て余してしまうことが多いそうです。



 ご喪家には後で悔いが残らないように葬儀社の担当者は祭壇のコース以外のことも全て説明をするように心掛けているとのことでした。「コースの中のお花でもご要望があればなるべくそれに沿ってするようにしています。今回は花でラインを作って横に広げてもらうようにしました。籠花が多かったので白木祭壇に両サイドの籠花から花がつながったようなイメージの祭壇になり、喜んでいただきました」

 最後のお別れ花はご家族・親族の後、一般会葬者も「皆様に頂いたお花で入れてやってください」の司会者の言葉に続きました。親族皆さんの手で柩の蓋を閉めた後、喪主の奥様が窓を閉じ決断する姿は見ている方も胸が痛い思いです。

 火葬場へは式場に荷物やコート類を置いて、マイクロバスで往復し、式場で解散となります。

 以前は火葬場から戻って食事になりましたが、平成17年6月に千葉火葬場ができてからは、待ち時間に食事会として精進落しを済ませてしまうことが多いそうです。

 担当者は喪家からするとうるさがられるかも知れないが「手伝いの方への気配りや、お寺さんの事、お子さん達には葬儀が終ってお連れ合いやお年寄りが一人になった場合のケアをよく言って聞かせます。入院が長いので何ともないでしょうと言いますが、生きているのといないのでは全然ちがいますから。小さなことかもしれませんが常に気をつけています」と語っていました。

※常光閣の斎場案内は、常光閣のページになります。
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2006年09月18日

越谷市斎場でのお身内だけの密葬

 越谷市にお住まいの、ご長男の方よりメールにて相談を受けましたのは、お父様がお亡くなりになる一週間前のことでした。

 「病院によれば重篤状態から回復はしましたがいまだ不安定とのことです。貴センター経由で必ずお願いできるかどうか今の段階ではわかりません。それでもよろしければなにかとお力添えおねがいいたします。宗教者の手配や祭壇、装飾などよくわかっていないことがたくさんあります、よろしくお願い申し上げます」ということで、質素に密葬でおくりたいという内容でした。

 ご質問にあった、宗教者の手配や祭壇、装飾についての基本的な事柄にお答えすると同時に、さらにセンターからの質問として、斎場のことや内容、お父様の住民票のある場所、予算、紹介の方法、事前見積りなどについて、わかる範囲と差し支えのない範囲でお書きくださいとして、お伺いするメールを30分後ぐらいに返信しました。

 そうしましたら、また、30分後ぐらいにご相談者よりメールで返信がありました。一つ一つの質問に対して答えられていて、越谷市斎場を利用したいことや概算の見積りを見たいとありました。また、最後に、「葬儀は、対象者は私の父親で喪主は母親になります、母親の意向にそってすすめたいとおもっておりますが現在母親は、葬儀のことを考えたくないとおもっているのは明らかですので、メールで貴センターとやりとりをしてすすめさせていただきたいと思います。」とありました。

 早速、越谷市斎場を想定して賛同社より概算の見積りをとって、センターの説明書をつけて送ったところ、すぐまた返信のメールをいただきました。

 「本日の段階で父の容態が医師の予測よりはかなりよい方向で改善していることもあり、今の段階では、とりあえず大切に保管させていただくこととさせてください。必要な状況になりつつなりましたらまた連絡、内容の問い合わせ等させていただきます。」

 ふたたび、ご相談者より連絡がありましたのは、お亡くなりになる数時間前のことでした。以前のやりとりの内容確認と見積りをとった葬儀社と直接話をしたいというものです。葬儀社へは、これまでのセンターとご相談者のやりとりの概略を伝えるとともに、提出された見積り内容の確認をして、相談者と直接打合せしてもらうことにしました。これによって依頼する葬儀社が決まりました。
posted by あさがおスタッフ at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | (道)