2007年05月30日

ご葬儀も親しい方をお招きするというスタンスから、お花とお料理の質が大切です

 「親戚と親しかった方のみで見送りたい」とお身内だけの葬儀を希望されていらっしゃるご喪家のなかで、「お花とお食事だけはお見えになった方々に満足していただけるものを」と
おっしゃる方が特に増えているようです。
 どうしても儀式中心になりやすい一般葬に比べ、生前の故人をよくご存知の方々に、ゆっくりと最後のお別れをしていただきたいと言うスタンスをはっきり打ち出している分、ご喪家側もお客様を接待するというニュアンスも含まれているように思われます。
 特にお食事に力をいれる葬儀社の担当者も増えてきているようです。
 先日葬儀をお願いした埼玉地域の担当者も永年の間に60社位の仕出屋さんと付き合った結果、なんと東京を飛び越えて横浜の業者の方にお願いしているとのことでした。
 さすがに、当センターのアンケートにもご喪家側から「大変美味しく、お客様からもお褒めの言葉を頂きました」と回答が寄せられていました。
 最近では従来の仕出屋さんのお料理というよりも、ホテルの宴会場のように温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たい状態でお出しする業者の方も出てきているようです。
 但し、ある担当者は腕のいい本職のお寿司屋さんにお願いしたが、通夜の時間のタイミングがずれて、カラカラになり折角のお寿司が台無しになってしまった苦い経験もあるとのことでした。
 後から仕出屋さんに聞くとこの時のお寿司の種類に問題ありとか・・・。
 ある程度、餅は餅屋のこともありますとのことでした。
 
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2007年05月27日

手元供養を知っていますか?

 ご遺骨をどうするかについて、お墓以外の選択肢として、最近注目を集めているのが、手元供養です。手元供養は、遺骨を納めたり加工したりして身近において置けるものです。

「手元供養品は、最愛の方の遺骨を身近に置くことで、心のよりどころとなり、手を合わせ、或いは握りしめ、故人を偲び、語りかけられる自由なかたちの自宅での供養対象です。」というのは、NPO手元供養協会の解説です。

 具体的な商品群としては、大きく分けて、遺骨をペンダントやオブジェの一部分に納骨するタイプと、遺骨そのものを加工してダイヤモンドやプレートに成型して、ペンダントやオブジェにしたものがあります。こうした商品が出だしてきたのも、それほど遠い昔ではなく、手元供養品のパイオニア的存在と言われる「エターナルプレート」が販売されだしたのが、1999年です。NPO手元供養協会ができたのは、2005年のことです。

 時代背景としては、お墓が田舎にあり遠かったり、家に仏壇がなかったり、経済的事情でお墓が立てられなかったり、散骨してしまうなどの状況があるからでしょう。

 もっとも、手元供養という言葉ができたのは最近ですが、骨壷などを身近に置いておく人は、昔からいましたので、手元供養のようなことは行われていました。
永六輔さんの「二度目の大往生」と「終―大往生その後」という本の中には、作家の住井すゑさんは、ご主人の墓をつくらず、骨壷をいつも抱けるところにおいているという話がでています。

 ちなみに、遺骨はお墓に入れなくてはならないという法律はないので、身近に置くことは何ら問題ありません(ただ、家族以外の他人の遺骨を預かることができるのは、都道府県知事の許可がある施設に限られています)。

 「お墓に入りたくない人、入れない人のために」(徳留佳之・著、はまの出版、1500円)という本の中で紹介していますが、現状、手元供養品を買い求める人は、子供を亡くした親がつくるケースが多いようです。

 手元供養品だけで、完結させてしまうというよりも、お墓や散骨と組み合わせるという形になることのほうが多いかもしれません。




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2007年05月24日

「依頼者のご要望に合わせてパンフレットを使い分けます」と聞かされて・・・

 ある葬儀社の担当者から「当社にはパンフレットが低価格用のものと一般の葬儀用のものとあり、使い分けています」と伺った時には、戸惑い思わず聞き返してしまいました。
 実は担当者は警察から頼まれる葬儀にも関係していて、ご喪家から「お葬式を出すお金がない」という相談を受けることが多いとのことでした。
 「どうしても安くやりたいと相談されると断れなくて、ついいいですよということになってしまうんですよ。金銭的に厳しくて火葬だけしかできないのでは忍びない。何とかしてあげたいということから、こういうことになったのですよ。この方達にいきなり40万、50万の祭壇のパンフレットをお見せすればビックリされてしまいますから」。
 火葬費用にも満たない金額で泣き付かれた時には、知り合いのご住職に事情を話して快く引き受けて貰い、終わった後にご喪家の方は涙して喜ばれたようです。
 
 「また逆に、値段の安い祭壇のパンフレットを見て、何だそれしかないのかと言うような方には別な一般用のパンフレットをお見せしています」とのことでした。
  
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2007年05月21日

予算がなくても最後のお別れは大好きな生花で、それとも千羽鶴にする?

 少し前までは祭壇と言えば白木の祭壇が殆どでしたが、最近は逆転して生花で飾る花祭壇が主流になってきました。
 しかし、白木祭壇に比べ、花祭壇はまだまだ割高です。
 白木祭壇がレンタル料に比べ、花祭壇は1から創り、お花の材料費・デザイン料その他諸々掛かります。
 葬儀社の担当者の方も色々知恵を絞り、予算がないがどうしてもお花で柩を飾りたいと言うご喪家の要望にあわせ、祭壇ではなく、柩の周りにお花を置く感じにしたり、鉢植えを置いたりして対応することもあります。
 生花にこだわる方には例えば、1基1万5千円の供花を4基出していただき、6万円の予算で柩の周りにお花を置く場合もあります。
 また、故人の大好きだった胡蝶ランで祭壇を飾りたいが予算がないと言う要望には、一鉢50本もある胡蝶ラン二鉢をメインに飾ることで豪華に演出でき、満足頂いた例もあるようです。
 
 一方、花祭壇でも生花ではなく、造花の場合もあります。白木祭壇にレンタルがあれば花祭壇にもレンタルがあってもよいのではないかと提案し、造花でボリュームのある花祭壇を提供している自社斎場所有の葬儀社さんもいらっしゃいます。
 造花と聞くと先入観からか、ちょっと怯んでしまいますが、実際はほとんど見分けがつきません。と言うよりも言われるまでは見た目分からず、これで生花の何分の一と聞かされると生花信仰も揺らいでしまう位です。
 柩に入れるお花は供花のお花をちぎりますので会葬者は最後まで気がつかないようです。

 更に供花もない場合、お花の代わりに折鶴を柩に入れている葬儀社さんもいらっしゃいました。
 お好みの色の折鶴を柩一杯に入れ、小さなお孫さん達にも大変喜ばれているようでした。
 担当者によれば「近頃通夜にいらっしゃる方が増え、明日来れないから今日お別れしたいという方達の為にお花が切れないので代わりに折鶴をお渡ししたのがきっかけです」とのこと。
 1回に200羽近くの折鶴はカラフルなお花にも負けない位のインパクトだそうです。
  
  
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2007年05月18日

葬儀には、どのくらいの費用がかかるのですか?

 「葬儀には、どれくらいの費用がかかるのですか?」
 電話にでてすぐに聞かれることがまれにあります。

 この質問に直接答えるとすれば、「条件によって違いますので一概には言えません」ということになります。

 ただしここが大事なのですが、答えられないのではありません。条件さえ設定すればいくらでも費用は算出可能になります。条件とは、どこで施行するのかや、どれくらいの人が集まりそうなのか、というようなことです。

「葬儀費用は一概には言えない」だけで、その先の説明ができない葬儀社もまだ多くあるようです。
 
 気の利いた葬儀社ならば、「葬儀費用は一概には言えない」だけで説明が終わることはありません。依頼者をとりまく状況をうまく聞き出して、この場所で、これくらいの規模で、・・・・これらの条件だと費用はこれくらいかかり、変動するところはこの部分です、というように説明してくれます。
 さらには、依頼者にあった条件設定を提案してくれるはずです。
posted by あさがおスタッフ at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | (道)