2007年09月30日

葬儀社に電話をかけるまでの心の準備が大変です・・・。

 日曜日の昼過ぎ、「あっ、今日はお休みではないですね」受話器を取ると一瞬の間があり、「5分後に掛け直します」いきなりガチャリと切られてしまいました。
 しばらくして、意を決し緊張した口調で「先程、お電話したものですが・・・」と話を切り出された奥様はご主人が末期がんで予断を許さない状態との由。
 当センターのホームページを見た友人からそろそろ準備をしておいた方が良いのではと背中を押され、掛けられたご様子です。
 最初はどこからどう切り出して良いのか戸惑っていらっしゃったようですが、お話をお伺いしていくうちに、菩提寺も無いのでむしろ散骨を希望されていたこと等、ご主人がお元気な頃おふたりでよく話し合ったことを思い出され、気持も次第に整理されていらっしゃるご様子でした。
 大好きなお花に囲まれ、ご親族だけで見送りたい。直接葬儀社の担当者とご相談したい等のご希望を踏まえ、ご要望に合う葬儀社をご紹介する頃には熱心に色々質問されていました。
 「ご紹介頂いた葬儀社には明日必ずお電話致しますので、よろしくお伝えください」元気な声で受話器を置かれました。受話器の向こうのホッとした様子がこちらにも伝わってくるようです。
 まずは第一関門を突破ですね・・・。
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2007年09月27日

葬儀業界をサービス業の中に明快に位置付けてみてはいかがか

 財団法人・日本消費者協会が出している小冊子「月刊消費者」の特集号で「エンディングプラン 葬儀費用編」というものがありますが、その中で、信頼できる葬儀業者選びのチェックポイントとして、以下の3つのことがあげられています。

 1、電話などで問合せたときの対応が親身であること。
 2、見積書や資料、パンフレットなどをすぐ提供してくれ、わかりやすい説明をしてくれること。
 3、担当者が最後まできちんと担当してくれるかどうか。

 たしかに、葬儀社とのやりとりに慣れているわれわれの視点からすれば、まさにこの通りだと思います。

 ある程度の量と質において葬儀に関する知識を持っていて、なおかつ、かなりの葬儀社を回って自分の眼で確かめているという前提のもとでです。

 一般の人がチェックポイントにするのは少し難しいかもしれませんが、それでも、葬儀業界に特別な感覚で対するのではなく、サービス業界を見る常識的な視点で対する姿勢を持てば、そうそう間違った葬儀社選びにはならないような気がしています。
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2007年09月24日

遠くて近くは菩提寺との仲

 「メールでは東京で葬儀をすることを前提にお伺いしていましたが、こちらで火葬のみにして青森にある菩提寺で葬儀をしたいのですが・・・」
 電話口の依頼者は、少し申し訳なさそうな様子です。
 かつては菩提寺のご住職が中心になって葬儀を取り仕切っていました。
 時代の変化とともに現在では表向き、葬儀社の担当者が黒子になり、ご喪家を支える形に変わってきましたが、菩提寺の存在はそのままです。
 菩提寺の墓に埋葬するには、ご住職の機嫌をそこねるわけにはいきません。
 お亡くなりになったら、まずは菩提寺に一報を入れ、指示を仰ぎます。それを最優先にして物事を決めないと後で物議を醸す原因にもなりかねません。
 
 遠方の場合でも同じですが、菩提寺からわざわざ駆けつけていただけるとは限りません。
 ご喪家からこちらで火葬にして菩提寺で葬儀を希望されても、前もって菩提寺の承認が必要です。時にご遺体ごと戻って全て菩提寺でやってくださいと言われることもあるようです。
 火葬のみの場合も火葬場内の読経は少しの時間ですが、これも菩提寺に了解を取る必要 があります。なかには、菩提寺さんのご紹介の方でということもありますので。
 
 また、すでに担当者と打合せ済みでも、「こういうことになりますが、如何ですか」とお伺いをたてることも大切です。
 担当者が「菩提寺の方には丁寧にご連絡しておいてください」と申し上げて式場確保に出た後、若い依頼者がファックスで菩提寺に連絡した為、ご住職の逆鱗ふれたことがあったそうです。
 ご住職にしてみれば、お亡くなりになればすぐ相談にご遺族が出向くのが当然と思っていたのに、ご喪家で勝手に葬儀社を決められ、なおざりにされしかも亡くなられたことをファックスで送られたことにショックが大きかったようです。
 ご親族が集まる枕経の席で葬儀の出席拒否までこじれ、一時はどうなることかと周りをはらはらさせましたが、ベテラン担当者の配慮により、無事執り行うことができました。



 
 
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2007年09月21日

「お葬式が終った後はどうすればよろしいですか」

 「お葬式の後はどうすればよろしいですか」電話口で唐突に聞かれることがあります。
 準備もないまま突然訪れる死に戸惑い、それでも葬儀が終るまでは葬儀社の担当者や周りの方の手伝いがあり、ベルトコンベアーに乗せられた状態で来れますが、終って我に返った後は自分で処理しなければならない問題が沢山横たわっています。
 遺品の整理、香典返し、相続の問題、埋葬の問題、お墓の問題等、問題は山積しています。
 関東地方では通夜から告別式まで殆どの方は自宅以外の式場で済まされ、本来ならば初七日法要も7日目に行われるのを告別式の後に、繰上げ繰り込み初七日として繰り込まれることが多くなりました。
 香典返しも即日返しと称してお香典を持っていらっしゃった会葬者の方々一律に3千円前後の品物を礼状に添えてお渡しすることが多くなってきました。少しアバウトな半返しですが、特に金額が大きい方以外はこれで済ませてしまうことになります。通常の返礼品の場合は49日に改めて品を挨拶状と共にお送りすることになります。
 本来の意味から少しずれを生じても忙しい都会生活に組み込まれて行くようです。
 仏式では49日の法要が待っています。ご遺族ご親戚、故人の友人知人が集まり、遺骨は通常この日に墓に納骨、埋葬しますが、規定ではありません。
 埋葬するためには墓石、墓誌に名前を入れる必要になりますので、3週間位前に石屋さんに手配をお願いすることになります。
 菩提寺を持たない方で、公園墓地を購入済みの場合は、出席者が広い霊園でまごつかない為にも墓地の管理事務所に集合し、喪主が引率してお墓に行き、埋葬、読経してもらい、お線香をあげた後皆さんで会食になります。無宗教の方は読経がはぶかれます。 
 お寺の墓地を購入された方はお寺の控室に集合し、本堂でお経をあげてもらった後、墓地に埋葬します。読経、お線香をあげた後、会食となります。
 法要の時のお布施代はまちまちですが、あるベテランの担当者に伺うと、ご葬儀の時のお布施代の1割を目安にするとよいとのこと。関東地方の場合は1割をくだらないようにと言われているようです。
 お布施代50万円ですと5万円になりますが、49日と新盆はプラスアルファーで7〜8万円といったところだそうです。開眼法要で白木のお位牌から魂を抜き、塗りのお位牌に魂を入れ、それに読経代が加わります。
 但し、地方に帰って、埋葬の場合はこの限りではありません。地域によっては昔からの風習が残っているところもありますので、地元の親戚の方に伺うのが一番とのことです。
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2007年09月18日

最近、互助会関連の相談が増えています。

 相談内容別に統計を取っているわけではないので、正確な数字はわかりませんが、互助会で施行するかどうか迷って当センターへ相談される方が増えてきていると感じています。

 ここ一カ月ほどの間で、故人などが互助会の会員でそこで葬儀をできたにも関わらず、当センターの紹介社で施行された方が3人いらっしゃいました。

今日受け付けた相談では、まだ互助会には入っていないが、親の葬儀の準備をしてるなか、互助会に勤める旧知の知り合いに相談したら入会を勧められたが、どうしたらいいのだろうかというような内容でした。

 互助会は、経済産業大臣より許可を受け、割賦販売法に定められた指定役務(この場合、葬儀サービス)の提供を目的とした前払い式特定取引業を営んでいる事業者のことです。
  要するに、互助会は、会員が毎月掛け金を積み立てて、その積立金をもとに葬儀を施行してくれる葬儀社です。そして積立金の半分は、万一会社が倒産しても保全されます。
  ここで注意が必要なのは、経済産業大臣の許可は、あくまで会員から積立金をとる営業方式を認めたものなので、 葬儀社のよしあしはまったく関係ないということです。大臣の許可を優良葬儀社の証のように宣伝しているところもありますので、気をつけたほうがよいでしょう。
  また、互助会と依頼者とのトラブルがいろいろ起きていることから、公正取引委員会は「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」(2005年7月)の中で次のように指摘しています。

事業者における留意点 互助会加入契約時に、消費者に対して積立金完納後の割増サービス、解約の際に払い戻される積立金の額、互助会が倒産した場合の保全金額等の契約に関する諸条件について十分に説明する必要がある。

消費者における留意点 互助会加入契約を締結する際、その契約に関する諸条件の内容を十分に理解することが望ましい。

posted by あさがおスタッフ at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | (道)