2007年11月30日

無宗教から仏式に、仏式から無宗教に、相談のやり取りの中で揺れ動く気持ちが整理されてくる

 電話でもメールでも最初のご相談で無宗教葬を希望される方がちょくちょく見受けられます。
 一口に無宗教葬といっても動機は様々で、すんなりできる場合ばかりではなく、後々トラブルの火種になりそうな場合もあり複雑です。
 特に菩提寺がある場合、納骨される時の菩提寺との関係が懸念され、しぶしぶ辞めざるを得ない場合が多いようです。
 東京郊外の依頼者の場合も最寄り駅近くの斎場と公営斎場の見積りを希望、無宗教葬をイメージして花祭壇で、ボーイスカウト活動を長年やってきたので、ボーイスカウトの方々を中心に葬儀を企画したいとのことでした。ただ会葬者はボーイスカウト関係者ばかりではないので、そのあたりも考慮したいが加減が分からずイメージも浮かばないのでアドバイスをと相談されました。
 ボーイスカウト葬にこだわらず、献花や故人の思い出を縁の方に語っていただき、「最後のお別れ」をお一人ずつされ、ボーイスカウト関係は思い出コーナーで写真や品物を飾ることができる旨をお話しました。
 気になっていた菩提寺のことを伺うと、なんと当センター賛同社の自社斎場隣にあるとのことでした。但し、無宗教葬はお父様の願いですので依頼者は複雑な心境のようです。
 結局、最後菩提寺とのかかわりもあり仏式に落ち着き、弔文をボーイスカウト関係者
が話されました。
 また、逆のケースもございます。  


 横浜の依頼者の場合は東北地方に菩提寺があり、菩提寺からは俗名で葬儀を行い、49日後、地元で戒名を付けて納骨するようにと言われたようです。メールのやり取りの中で葬儀イメージがハッキリしてきて最初は会葬者100名ほどでしたが、身内だけ15名にしぼり、家族葬の無宗教葬に変更されました。


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2007年11月27日

見積もりの取り方について

 事前相談において、見積りを取って比較したいという方も増えてきております。 

 意味のある見積もりにするためには、やはり取り方があります。とり方を間違えると、その社を真に表す見積りは出てきません。以下の2つのことを踏まえるだけで、だいぶ違ってくると思います。

1、各社に同じ条件を伝える。
2、提示された見積りは他の社に見せない。

 1の条件では、想定する会葬者数や利用したい斎場など同じ条件で見積りを取るということです。この条件を同じにしておかなければ、複数社の見積りを見比べることはできません。またこの条件が整理されていればいるほど正確な見積りが出てきます。

 2の他社に見せないというのは、見せれば、見せられた社はそれよりも低い見積りを出してくるので、見積りを取る意味がなくなってしまうからです。
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2007年11月24日

1日だけのご葬儀を選んだ理由は・・・

 「葬儀」とは昔からの決まりごとが沢山あり、それに従っていかなければと思い込んでいた節があるようです。また突然のことゆえ独自の案も中々思い浮かばず、皆がやる方法でということになりがちでしたが、最近は都会を中心に自分達の意見を入れた、バラエティに富んだやり方も目立ってきているようです。
 
 その一つに「1日だけの葬儀」があります。
 通常ですと前の晩の通夜、翌日の葬儀・告別式、初七日法要までの長時間になります。それを葬儀・告別式のみにされるのです。
 1日だけですと費用の面もお清めのお食事代が省けますし、公営の時間貸し式場費、俗名でのお布施代等が減額され、式場によっては半額近くになるところもあります。
 列席される会葬者の方々もご高齢者の方が増えてきたので、昼のご葬儀のみに出席を希望される方が多くなりました。
 特に、無宗教葬の場合は1日だけの献花でのお別れ会にされるようです。
 中には棺を囲んだパーティ形式で故人を偲ぶやり方もありました。
 インターネット等から色々な情報を得て、自分流、我が家流の葬儀の仕方をはっきり打ち出すやり方が増えていくことでしょう。
 
 
 
 
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2007年11月21日

騒音に消されたお孫さんの弔文

 ご葬儀の立会いに伺って気になることの一つに騒音の問題があります。
 たかが音ぐらいとおっしゃるかもしれませんが、傍から見ていますと大丈夫かなと気を揉む場面に出くわすことも度々です。
 式場の構造にも問題がありますが、大中小と自在に利用できる代わりに仕切りが簡単で、しかも横並びの式場は隣の音が筒抜けになってしまいます。
 先日伺った無宗教のご葬儀では、お孫さんが大好きだったお婆様へ宛てたお手紙を読み始めたクライマックスの時に起こりました。先に終わった隣の式場からの片付ける音と甲高い声にかき消されてしまい、肝心なお孫さんの声が周りに届きません。騒音防止のためにマイクが使えないのが更に残念でした。
 少し前のことでしたが、隣の式場からの読経の声でこちらの式場の読経の声が聞こず、ご喪家やご親戚の方々が戸惑われた事もありました。お隣はマイク付きの3人の読経に加え笛や太鼓での大音響です。場所や周りを見て少しは考慮してほしいものです。
 
 無宗教葬などで静かな雰囲気を創りたい場合は式場選びも重要なポイントになりますが、葬儀を司る側の配慮も必要です。プロも「慣れ」には気をつけたいものです。
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2007年11月18日

増加傾向にある無宗教葬

 2年前ほど前に行われた読売新聞の「宗教」世論調査によりますと、「自分の葬式は無宗教にして欲しい」と望む人は40%に達し、中でも大都市では実に50%を占めています。

 1998年に行われた同調査で「葬式が形式化してあまり意味がないので、宗教にかかわりなく行うほうがよい」という人が12%だけだったので、いかに、ここ数年の変化が激しいかおわかりいただけると思います。

 現実的には、この意識に直結して無宗教葬が多いのかといいますと、そうではありません。依然、仏式の葬儀が8〜9割ほどを占めるのではありすが、無宗教葬が徐々にではありますが、増加傾向にあることだけは間違いないということです。

 この読売新聞の調査を受けて、宗教学者の石井研士・国学院大教授は、無宗教葬の希望者が多い背景として、@「家」制度の崩壊による祖先崇拝の希薄化、A戦後生まれの高齢者の宗教離れ、B宗教団体への批判の高まり、の三つを指摘しています。
posted by あさがおスタッフ at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | (道)