2008年01月30日

学友の弔辞からお孫さんの手紙まで肉声は強力な演出です

 斎場での葬儀・告別式は通常1時間を予定している場合が殆どです。
 この1時間の中に繰り上げ初七日法要、柩にお花を手向けるお別れの儀まで含めると時間一杯になってしまいますが、時には開式を5分早めて生前故人と交わりの深かった方々に弔辞を述べて頂くことがあります。お孫さんの手紙の朗読だったりもします。
 
 そのわずかな時間が会葬者にとって不慣れな読経をじっと聞いている緊張感のなかで唯一ほっとする場面でもあります。
 同時に故人を会葬者全員で偲ぶという一体感が生まれ、式場全体の空気も前後では変わってくるように思われます。
 社葬の弔辞のようなどちらかといえば公的なものであっても、内輪の式でのほのぼのとしたお孫さんのお話からでも故人の人となりが垣間見られ、会葬者各人の想いと重なって密度の濃いお見送りになるようです。
 
 以前事情があり、故人のご実家からは妹さん一人がお見えになったご葬儀の終盤「突然ですが別れの手紙を書いてきたので読ませていただいてよろしいですか」と遠慮がちに立ち上がりお話になりました。
 「あんちゃんらしく生きた人生でしたね。父も母も早く亡くなったのであんちゃんにぶらさがってました。いつも心の支えはあんちゃんでした。二人の娘も私があんちゃんと言っているので伯父さんではなくあんちゃんでした。やっと実家の重圧から解き放されましたね。実家のお墓は弟が守っていきます。あんちゃんは幸せ者でした。安らかに眠ってください。義姉さん、有難うございました」
 最後のお花入れの儀では出席者一同泣き笑いながら和やかな出棺となりました。
 



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2008年01月27日

見積もりの書き方は、葬儀社の特徴を表す一つの指標

 見積もりを複数社から取るとわかるのですが、葬儀社によって見積書の書き方はバラバラです。仮に施行する内容がまったく同じだとしても、葬儀社によって項目の書き方に違いがあります。(現実的には、今後も統一されるということはありません)

 なので、一見すると非常にわかりづらく感じられるのですが、大枠をおさえて、次のように整理して考えるとわかりやすいです。

 葬儀費用は、仏式の場合、大別すると、1・葬儀一式(葬儀に関わる基本のもの)、2・飲食、3・お布施、4・香典返し、になります。

1、葬儀一式(葬儀に関わる基本のものです)
・葬儀関係  祭壇、棺、飾りつけ、遺影、ドライアイス、焼香用具、白木位牌、受付設備、看板、枕・後飾り、骨壷、喪主花、遺体保管料、会葬礼状、役所手続き代行など
・火葬場関係  火葬料、待合室費
・車両関係 寝台車、霊柩車、マイクロバス、ハイヤー
斎場関係 式場使用料
・返礼品関係 会葬御礼品、(後日、香典返しをしないで、式当日、香典返しをする場合もあります。その場合、4の「香典返し」は必要ありません)
・そのほか 心づけなど

2、飲食
通夜ぶるまいと、精進落し、飲物などです。

3、お布施
読経や戒名に対するものです。

4、香典返し

 ちなみに、当センターでは、見積もりの書き方の違いを、各社の特徴を表す一つの指標であるととらえています。要するに、各社の意識のあり方を現わしているものだと思うのです。

 

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2008年01月24日

葬儀の良し悪しは葬儀社の担当者の気配りが左右する

 以前、葬儀社訪問をしていた時、担当者から印象的な話を伺ったことがありました。
 国鉄に永年勤務されていた方のご葬儀の時、音響設備のある斎場でしたのでD51の音を最後「ご出棺です。ポー」と流した途端、会場中に号泣が響き渡ったとのことでした。
 
 また、船のドクターを永年おやりになっていた方の場合は船をイメージした花祭壇を創りました。二人の思い出の写真を飾るのは生々過ぎてとおっしゃる奥様のご要望にベテラン担当者は船の写真を預かり、花屋さんに相談されたようです。通夜当日お集まり頂いた嘗ての船の仲間はあっと驚いて、大感激されたそうです。
 
 私が伺ったご葬儀では故人の女学校時代からの友人が多数参列されていました。
 喪主のご主人はご挨拶で「60年の長きを仲良くしていただき有難うございました」としめくくられました。
 告別式が終り、これから最後のお別れの儀が始まります。
 中央に出した柩の斜め前にはテーブルが置かれ、ブルーのテーブルクロスの上には微笑んでいる赤い服の奥様の遺影が飾られていました。
 小さなお花に囲まれた遺影は、正に皆さんをお迎えしているように並べられています。
 通常荷物の置き場となっているテーブルもちょとした心遣いで会葬者の心を掴んでしまう小道具になりました。
 葬儀社の担当者の気配り具合がこれからの葬儀にはより一層欠かせない大切な要素になるようです。
 
 
 
 
 
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2008年01月21日

分かりやすく解説しながら読経されるご住職

 通夜、葬儀、告別式、初七日法要と続く読経は信仰心のある方等を別にして、初めての経験という方も多いのではないでしょうか。
 まして子供達にとってはちんぷんかんぷんで、大人に混じって神妙な顔をして、ひたすら時間をやり過ごすのを待つことになってしまいます。
 昨年末、伺ったご葬儀ではご住職が一つひとつ丁寧に説明してから読経が始められました。
 定刻、席に着かれたご住職は「ご一緒にお勤め願いたいと思いますので、お配りした紙を見ながら木魚と一緒に般若心経を斉唱しましょう」まずはいきなり声を出すことで儀式の緊張感が和らぎ会場に一体感が生まれてきました。
 「仏様と一体になっていただくことを成仏と言いますが、まずは仏様とお弟子の約束を結んでいただきます」。
 1時間近くの儀式が斉唱、合掌、礼拝、般若心経と参加型になり、時間が足りなく感じるくらいでした、 

 「葬儀が終った時、私共もしばらくの準備が必要で、この世とあの世の間には49日間ほど掛かります。旅支度の49日間怪我が無いようにと死装束と一緒にわらじを入れてやります」
 お子さん達にも湯灌や納棺の儀を見せながら、分かりやすく説明されとても喜ばれたそうです。
 家族を中心にしたご葬儀がふえている関係もあり、お子さん達も参列されるケースが増えています。
 ご住職自ら説明されることでお子さんだけでなく、会葬者全員が葬儀という儀式の意味合いを理解されたようです。 
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2008年01月18日

葬儀社選びと斎場選びは同じでない場合が多いです。

 相談でのやり取りの中でお話をうかがっていると、斎場と葬儀社の関係がごちゃごちゃになっている方が多く、一緒のものだと勘違いしている人も多くいます。

 葬儀社と斎場は一致する場合とそうでない場合があります。一致する場合とは、葬儀社が所有している斎場を利用する場合で、一般的にその斎場はその葬儀社しか使えません。つまり、葬儀社所有の斎場を利用したい場合、葬儀社選びと斎場選びは同じになります。

 一致しない場合というは、公営斎場や民間の貸斎場を利用する場合で、その斎場は基本的に場所だけ提供するので、そこで葬儀をするには葬儀社が必要になるわけです。

 割合としますと、斎場を所有していない葬儀社のほうが、所有している葬儀社よりも数の上ではるかに多いです。また、自社で斎場を所有していている葬儀社でも、公営斎場や民間の貸斎場を頻繁に利用しています。
posted by あさがおスタッフ at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | (道)