2009年04月27日

家族だけでなく、お別れしたい人の気持ちもくんであげることが大切では・・・。

 ご家族だけで静かに見送りたい。特に都会のご高齢者の場合はそれが顕著のようです。
 ご本人の意思にご家族も同意され、ひっそりとお見送りする。
 これも一つの方法です。
 しかし、ご葬儀が終った後、日が経つにつれ、残された者は果たしてこれでよかったのかどうかと揺れ動くのも事実です。
 やり直しがきかない以上、自分に納得させる以外に方法はないようです。
 
 覚悟を決めなければいけない時期に差し掛かり、見舞いながらご葬儀の準備をする二律背反の行動に悩みながらも、前もって知っておくことが、ひいてはお父様をきちんとお送りすることができると納得された方からお便りを頂きました。

 お父様からはご家族だけでと申し渡されていましたが、最後の決断は親しかった方皆様にお出でいただくことになりました。
 見積りの段階でも揺れ動くお気持ちを隠さずお話され、納得のいく形を模索し結論をとお考えのようでしたが、死はある日唐突にやってきます。
 色々な思いが一気に吹き飛んでしまいます。それでも、思考錯誤されてきたことが土台となっています。
 その一つが、当センターのホームページに書かれていた「おまいりしたい人の気持ちをくんであげるのも・・・」の言葉だったそうです。
 お父様はお母様のことをご心配され、ご家族でということを強調されていらしたが、
長年のお友達、親しかったご親戚の方々、皆様それぞれの思いがあります。ひょっとしてご家族以上のものがあるかもしれません。お別れしたい人の思いを、ご家族という名のもとで断ち切っていいものか。悩み、そして英断されました。皆様に来ていただくことに。

 今回「残された家族がどれだけ気持ちに余力を持っていられるか否か」で参りたい人の気持ちを受け止められるかが決まると実感されたそうです。
お便りを読みながら、思わず「よかった」と我がことのように安堵いたしました。
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2009年04月25日

人間1人では生きられない・・・。

 長患いの奥様を亡くされ、覚悟していたとはいえ、現実になったショックはいかばかりか。
 アンケートにお答え頂いた中に「葬儀終了までの時間、無我夢中の中でやりまして、今冷静に振り返ってみても、その感想は如何に・・・と聞かれてもそれは解りません」とありました。
 読みながら、思わず「うん、うん」と頷いてしまいました。正直な気持ちでしょう・・。これが、万人本当の気持ちかもしれません。
 しかし、いつまでも悲嘆ばかりにくれていては、日常生活に支障を来たしてしまいます。
 とは言っても、悲しみを癒すマニュアルがあるわけではありません。
 寄り添い、気持ちをおもんばかってやる心の交流が必要です。
 かっては、日本の大家族の中で、また村落の人とのつながりの中で癒し癒されながらお互いの気持ちを孤立させないような仕組みが出来ていました。
 都会に出てきた人は知らない内にそれを切捨て切捨てて、核家族化だけが進行し、いざとなった時に周りを見渡せば皆知らんぷりを決め込んでしまっている状態です。
 しかし、人間1人では生きられない。
 そう気づかされた時、新たな第3者の寄り添う力の必要性が芽生え、それが最近になってあちこちで息づき始めてきています。
 それは悲しみにくれる人たちに寄り添うグリーフケアだけでなく、日常からコンテンポラリー・アートの世界にまで応用され浸透しつつあるようです。
 1人で完結するのではなく、人とつながり、受け止めてもらうエネルギーの交流こそが、全ての原点であるかのように。 


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2009年04月21日

女性パワーによる自由な形式の葬儀が増えてきた・・・。

 「ホームページを見てお電話しているのですが、ご葬儀の祭壇、お食事、返礼品は我が家で調達して、葬儀社さんには搬送、進行、火葬場の案内をお願いしたいのですが・・・」
 「レストランで200名ほどの立食パーティでのお別れ会にしたいので、ご相談に乗ってくれる葬儀社さんをご紹介ください」

 ご両親や伴侶のご葬儀のイメージを具体的に持ち、周囲の目を気にせずに主張される女性の方が目立って来ています。
 ご両親に頼まれたご葬儀プランも男性の依頼者ですと、世間の目を意識し一般的な無難なお式に変更されるケースが多いようですが、女性はそのまま素直に受け入れ、さらにご自分の意見をプラスしてご希望を膨らませていらっしゃるようです。

 「ご葬儀中心のセレモニーホールではなく、お料理もお寿司の類ではなく、お礼の品はこちらでご用意したものを」と言うように、世間というしがらみを取っ払い、自由な考えのもと、いろいろなアイデアが浮かんでくるようです。
 女性の生活者の視点でご相談を開始し、そこから可能な限りの実現をめざしていく姿勢は、規則に縛られた仕事人間の男性よりも柔軟でパワフルです。
 規格品型の葬儀社主導のご葬儀も女性のパワーでその人・その家に合ったやり方に、葬儀社がお手伝いするという方向に向いつつあるようにも感じられます。
 
 

 
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2009年04月18日

もったいないホームページ

 (4/18) 昨年末に、有力EC(電子商取引)サイト314社を対象に実施された、「日経ネットマーケティング」という雑誌の調査で、私の関係しているサイトがアンケート調査に協力しました。

こんな雑誌があることをこのとき初めて知ったのですが、年間購読料12冊で3万1500円と結構な値段の専門雑誌です。

この調査結果を今朝、読んでいました。成長しているサイトがどういった取り組みをしているかなどを探っていました。

中でも興味深かったのは、アクセス解析と呼ばれるものをどのように活用しているかでした。

アクセス解析とは、サイトへの訪問者のアクセス状況を記録し、それを分析することをいいます。どういった言葉で検索したかや、アクセスした時間帯や何分間アクセスしたかなどを解析できます。

成長しているサイトは、「直帰率」と呼ばれる指標を他のサイトよりも重視しているという結果が出ていました。直帰率とは、そのページを入口としてサイトを訪れた人のうち、そのページしか見ないで帰ってしまった割合です。

なので、直帰率が高いということは、せっかくサイト内に用意した様々な情報を見てもらうことなく、サイト上で販売・紹介したい商品やサービスの魅力を十分伝えきらずに多くの訪問者を帰してしまっているということになります。要するに、もったいないページになってしまっているということです。

ともあれ、成長しているサイトは、直帰率などの実態を把握した上で、的確な対策を講じ改善していくことによって、さらに成長させていくという軌道を描いています。

実は、あさがおのサイトも、グーグル社が無料提供しているアナリティクスというアクセス解析を利用しています。数年前に導入した当初は、物珍しくて、無料でこんなことまでできるのかと感心しながら、昨日は何人の人に訪問してもらったなどとやっていました。しかしながら、最近は..... アナリティクスの持っている力を十分に享受することなく、長いことほったらかしにしている現状を反省した次第です。



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2009年04月16日

子を見送る親の気持ちは・・・。

 (4/16) 生まれたばかりの赤ちゃんを亡くされたお父様からアンケートを頂いたのは、大分経ってからでした。
 「葬儀社の担当者の方はややおせっかいなくらいに親身になってくれ、満足でした」とのお返事を頂き、思わず頷いてしまいました。
 親を見送るのは悲しいけれど、どこかで納得させるものを持ち合わせているが、子を見送る親の気持ちは・・・。
 ご葬儀に伺っても、どこから話を切り出してよいものか。
 周りの緊張は極度に達し、どうやって手を差し延べてよいのかも分からない。
 ベテランの担当者に聞くと「ただひたすらご遺族のそばに立っていてあげるだけ」とのこと。
 目の前に「おばさんがうろうろしているからおばさんに聞けばよい」と、皆さんが気楽にものを言いやすいようにうろついている。
 ただ、時として孫を亡くしたお姑さんの立場になって、プロの気持ちが揺らいでしまうとも。
 でも、それでいいのでは・・・。

 読経が始まると若いお母さんは「ずっと抱いていたい」と柩の中の赤ちゃんを抱き寄せた。
 担当者がご自宅でご家族だけのご葬儀ですから「いいですよ」とご返事すると、お経をあげている間中わが子を抱きしめていらしたとのことでした。
posted by あさがおスタッフ at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | (松)