2012年09月24日

お彼岸のお墓参り

 先日のお彼岸に、主人の両親のお墓にお墓参りに行ってきました。そのお寺には、親戚のお墓もあります。お参りに行く時はいつも両方をお参りするのですが、ずいぶん前に一度、同じくお参りに来ていた人に「ついで参りはよくないのよ」と言われたことがありました。
 両親のお墓参りの「ついで」に親戚のお墓参りをしていると思われたのかもしれません。

 「ついで参り」と言う言葉は子供の頃にも聞いたことがあります。実家の霊園の近所には遊園地があり、お墓参りに行くと帰りには必ずその遊園地に連れて行ってもらっていました。子供にしてみれば、遊園地に行くついでにお墓参りに行くという感覚だったわけで、遊びのついでにお墓参りに行くというのが良くないという意味で言われていたのですが。

 少し気になったので、ご住職に伺ってみたところ、良くないとは言うけれど、ついでではなく、一緒にお参りに来たということでいいんじゃないでしょうか?普段、なかなかお参りに来れない人も、お盆やお彼岸は時間を作ってお参りに来るのですし、両親のお墓だけお参りして、親戚は素通りなんてできませんよね。とおっしゃっていました。

 今回のお墓参りでも、私たちが行った時には既にお花がさしてありました。おそらく、親戚がお参りに来た時に、うちのお墓にもお花をさしてくださったのだと思います。
 私が持って行ったお花より立派なお花でしたが、せっかく持って行ったお花なので、花立の隙間にさして、両方のお墓にお参りをしてきました。

 このところ、私がブログを書くときにはお墓の話題が多いような気がします。気持ちのどこかで、「お墓」のことで何か気になっているのかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 23:01| Comment(0) | (本)

2012年09月22日

お元気なうちにこそ、ご自身の事前相談を・・・。

 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、うだるような暑さもいつの間にか遠のき、朝夕は秋の気配が漂い始めてきています。
 この秋の声とともに気持ちもリフレッシュされるのか、創作意欲がわき、各美術館、アトリエでは恒例の絵画・彫刻の展覧会ラッシュも始まったようです。

 先日、知人が所属する制作展に伺った折、畳3帖分以上もある作品群の中で、赤い花に囲まれじっとこちらを見据えている白い服の少女像に懐かしさを覚え、思わず「お元気ですか」と声を掛けてしまうところでした。

 4年前に頂いた絵葉書の白い服の少女とどこかダブってみえたようです。
 絵葉書の少女も同じように麦藁帽子をかぶり、ご自身の背丈以上もある赤いカンナの花に囲まれていましたが、夏の日差しの中、その少女は燐とした後姿をみせ、ご自分の道をひたすら歩いていらっしゃるように思われました。
 その後姿には様々なできごとにお会いされても、ご自身の手で解決されていくような並々ならぬ決意が伺われます。

 今年の夏も無事お過ごしになられたのでしょうか。便りのないのは良い知らせとばかりに思っておりますが・・・。
 4年前、センターにご自身のご葬儀について事前相談をされ、見積りをお取りになられた方でした。
 今までご自身が万が一のときには漠然とこのようにしてもらいたいと考えていらっしゃいましたが、一足お先に事前見積りをお取になられたお兄様からのご紹介を受け、センターにお問い合わせいただいたとのこと。

 「その時は自分自身がすでに一生を終えて何一つそのことに携わることもございません訳ですのに、客観的に冷静に考えられまして妙にすっきりいたしました。何年後になりますか。或いは意外に早く訪れることになりましょうか。いつか必ずお世話に預かりますことと存じます」と100号の油絵に自画像を描いた絵葉書とお便りをお送りいただきました。

 白い服の少女は私の中でもいつの間にか事前相談のシンボル的な存在を占めていました。

 ご自分の最期をどのようにされたいのか、ご自身の手でお元気な時にエンディングノートに書き写すとともにご葬儀の事前相談をされておくことをぜひお勧めいたします。
posted by あさがおスタッフ at 04:20| Comment(0) | (松)

2012年09月18日

葬祭ディレクターとは

 「2時間ドラマの女王」と言えば、片平なぎささんですが、すべての民放局でシリーズ化された2時間ドラマの主役を務めたころからそう呼ばれているそうです。

 中でも、「赤い霊柩車シリーズ」は、1992年から20年続くシリーズです。今月28日と10月5日に2週連続で放送されて、作品数はこれまで最多だった「小京都ミステリー」に並ぶと言います。片平さんは京都の葬儀会社社長を演じ、毎回殺人事件に首を突っ込むわけですが、それでも会社がつぶれないのは、大村崑演じる秋山専務が会社を盛り立てているおかげでしょう。

 葬祭ディレクターという、それまで一般人にあまり知られていなかった名前を広く世間に知らしめたのも、このドラマの秋山専務の力によるところが大きいと思います。
 ときには相談者から「紹介された担当者の人は、葬祭ディレクターの資格を持っている人ですか?」という質問を受けることがあったりします。

 さて、葬祭ディレクターは、葬祭業界に働く人に必要な知識や技能のレベルを審査、認定するものです。
 1級葬祭ディレクターは「全ての葬儀における受注から会場設営、式典運営に至るまでの詳細な知識と技能」を、2級葬祭ディレクターは「個人葬における受注から会場設営、式典運営に至るまでの一般的な知識と技能」が求められます。
 受検資格も、1級は「葬祭実務経験5年以上、または2級合格後、2年以上の実務経験を有する者」で2級は「葬祭実務経験2年以上を有する者」なので、一定期間、葬祭業に従事していたという証明にもなります。

 なので、事前情報を何も得られなかったような状況で、葬儀社や担当者選びをしなければならない時に、よりましな判断をするための有力材料にしてもいいでしょう。

 事前準備ができるのであれば、次のことを理解しておくと、さらに良いでしょう。たとえば、1級葬祭ディレクターの人はみんな同じレベルで対応してくれるというわけではないということです。審査されるのは「知識や技能のレベル」なので、コミュニケーション能力や気遣い能力は、また別物です。満足度はこうした能力によるとことが大きいと思われるということです。
posted by あさがおスタッフ at 21:05| Comment(0) | (道)

2012年09月15日

祖父母孝行

 17日の敬老の日を前に、今日は娘と一緒に実家の両親のところへ行ってきました。

 といっても、実家は近いので日常的に顔は出しているのですが。

 つい2年ほど前までは「敬老の日」というと少し顔をしかめていた両親でしたが、70歳を過ぎてやっと受け入れたようです。
 「孫の手」と言いながら、娘に背中をかいてもらう姿は本当におじいちゃんぽい。そして、おじいちゃんと握手をすると、その手には毎回500円玉が握られているので、娘にとってはお小遣い稼ぎにもなっているようです。

 私が子供のころ、おじいちゃんと握手したときに握らされたのはアオガエルだったのに…と、今は亡き、私のおじいちゃんのことを思い出しました。
 とても離れた所に住んでいたので、実際には恐らく数回しか会えなかったと思います。ただ、一度田舎に行くと、長期滞在していたので、よく遊んでもらったのは覚えています。うちの父と同じ「孫の手」ネタもありました。
 私が幼いころに亡くなってしまったので、祖父にとっては私が最初で最後の孫でした。もう少し長生きしてくれれば、そのあとに生まれた孫たちにも会えたのに…。
 
 私の両親にとって、うちの娘はたった一人の孫にあたります。元気な今のうちに、存分におじいちゃん、おばあちゃん孝行をしてもらいたいものです。
posted by あさがおスタッフ at 23:26| Comment(0) | (本)

2012年09月14日

映画「おくりびと」が蒔いた種は・・・・。

映画「おくりびと」の滝田洋二郎監督が最近ラジオのインタビューで「おくりびと」の映画について、人は自分の最期を知ることはできないが、映画を観たきっかけで「最期を想像する人が増えたこと」をお話されていました。

 私が「おくりびと」を観たのは丁度4年前の9月のことでした。

 これまでタブー視されていたご葬儀に関することがこの映画を機に表舞台に引き出され、一般の関心も少しは高くなるのではと密かな期待を持って観ていましたが、翌年米アカデミー賞外国語映画賞に輝くや、予想をはるかに超え一気にブレイクし、その後流行語にまでなった顛末は皆様ご存知のとおりです。

 一時期、言葉が一人歩きしてしまう弊害はありますが、やがて沈静化され残った火種で次にバトンタッチされるように、最近ではご葬儀に関することが次第に日常的な会話の中でも語られるようになってきているようです。
 
 現状に伴い、葬儀社各社のホームページをご覧になる機会も、4年前に比べると格段に増えているようですが、各社それぞれのアピールぶりに何を基準に選べばよいか見れば見るほど混乱され、あげく当センターにご相談される方も数多くいらっしゃいます。

 センターではご要望を伺い、どのようなご葬儀をされたいのかを整理して、最もご希望にそえる葬儀社をご紹介し、まずは見積りをお取りしてご説明をいたしますが、お時間の許す方はできるだけ担当者と直接お会いされることをお勧めしております。

 と申しますのは、見積りの数字も大事ですが、それ以上に担当者のひととなりでいか様にも変化してしまうのがご葬儀の常で、メンタルな部分が非常に重要性をもっておりますので。

 立会いにお伺いして、最近のように少人数でのご葬儀が多い場合、それがさらに顕著に現れているようにも感じられます。

 ご葬儀というタブーに挑戦した「おくりびと」が蒔いた種はこの4年間で大きく成長しつつあり、これからはさらに花を咲かせるための的確な情報を伝えることが最重要課題となるようです。
posted by あさがおスタッフ at 03:52| Comment(0) | (松)