2012年10月29日

ご安置はどちらにされますか?

 ご相談を受けた際には、ご安置をどちらにされるか(したいか)をお聞きします。
 ご自宅か、ご自宅以外のご安置施設のどちらかを選んでいただくようになるのですが、「エレベーターのない団地の5階なので」とか、「マンションなので、搬送の時の近隣の方の目が気になる」など、本当はご自宅に帰してあげたいお気もちがありながら、難しいと思われている方が多いなと感じています。

 ご自宅に思い入れがある方や、長期にわたってのご入院だった場合には、ご家族も、一旦は家に帰してあげたいと思われることでしょう。

 葬儀社さんに悪いとか、断られると思っていたというご相談者もいらっしゃいました。しかし、「できることなら、ご自宅に帰してあげたい」と考えている葬儀社さんは多いです。
 このようなご相談を受けた際には、一応、葬儀社さんには確認をするのですが、今まで私が確認をした葬儀社さんは、全て問題なくご自宅へお帰りになるお手伝いをしてくださいます。

 例えば、エレベーターが無く、階段も狭い団地などにご搬送する場合には、納棺をしていない状態で葬儀社さんのスタッフがお身体を抱えてお部屋までお連れしてくれます。
 マンションなどの集合住宅で近隣の方の目が気になる場合には、人の出入りが少ない時間帯を選んで搬送してくれることもあります。
 また、ご葬儀までの待ち日数が長い場合には、一旦ご自宅にお帰りになり、後の何日かを安置施設にお預けすることもできます。

 それぞれのご家庭で、色々なご事情はありますので、一概にはご自宅でのご安置をお勧めできることではありませんが、もし、少しでもご自宅にとのご要望がある場合には、あきらめてしまわずに、ご相談してください。
posted by あさがおスタッフ at 10:14| Comment(0) | (本)

2012年10月24日

防寒対策

 天気のいい日でも、朝晩は冷え込む季節になってきました。都内でも、夜には気温がぐっとさがり、室内にいても一枚多く羽織りたくなるような季節です。

 これからの時期は、特に女性はご葬儀に参列される際の防寒対策が必須になってくるかと思います。
 普段はパンツスタイルが多い方でも、喪服はひざ丈のスカートという方も多いのではないでしょうか。私もその一人なのですが、この時期のご葬儀は斎場内では暖房を入れるほど寒くはなく、しかし、一時間も座っていると足元がかなり冷えてきます。

 以前、今より少し後の時期にご葬儀の立会いに行った時のことですが、昼間は天気がよかったので、薄手のタイツを履いて行きました。その時のご葬儀では、斎場内にあまり余裕がなかったため、外からご葬儀の様子を拝見させていただいていたのですが、普段冷え症ではない私でも、お式の中盤あたりから足が冷たくなってきて、ご葬儀が終わるころには足先に感覚が無くなるほど冷え切ってしまいました。
 厚手のタイツ、しかも2枚重ねでもよかったかもと後悔したことを、この時期になって思い出しました。

 ご会葬に行かれる方は、外で一時間もお待ちになることはありませんが、人数が多いご葬儀では、お焼香の順番を外で待つこともあります。
 もう少し寒くなると、屋外でお待ちになる方のためにストーブなどの暖房を用意してくれることもありますが、暖かかったり寒くなったりするこの時期にご葬儀に行かれる際には、ご自身で充分に防寒対策をしてお出かけください。
posted by あさがおスタッフ at 11:50| Comment(0) | (本)

2012年10月18日

「あさがお」命名の由来

 ある葬儀屋さんから、社名変更の文書が届きました。以前の社名は、少し誤解されるかもしれないが、狙いがわかりやすいと思っていました。新社名は、住所から付けたようです。

 社名の付け方もいろいろでしょう。住所から、創業者の名字から、理念から、事業内容から・・・などなど。

「あそこの葬儀社は、社名を変えて伸びだした」という噂話を聞かないこともありません。
 
 創業時は、いろいろな準備や雑用に時間とエネルギーをとられすぎて、社名の大事さが、案外、ないがしろにされている場合もあるかもしれません。しかし、時間とエネルギーをかけない割には社名の決定は後々まで大きな影響を及ぼすものだと、つくづく思っています。

 現に、当センターが運営し続けられているのも、 名前によるところが大きかったのではないかと感じています。

 10年ほど前のことなので、定かではありませんが、たしか以下の3つぐらいを勘案してひねり出したように記憶しています。

1 花の名前。
 (当時、生花祭壇が出回り始め、花はさわやかでいい)
2 “あ” から始まる名前。
 (当時まだ影響力のあった電話帳広告に、小さいスペースでも目立たせるためには、“あ”から始めるしかない)
3 記憶に残りやすい簡単な名前。
 (何の関わりもないが、一回聞いたら忘れられない、トマト銀行のインパクトはうらやましい) 

 1,2は、現在ではあまり意味をなさなくなってきましたが、情報洪水のなか、3はますます重要になってくると思われます。
posted by あさがおスタッフ at 12:15| Comment(0) | (道)

2012年10月15日

一日のみのご葬儀

 最近、一日葬をご希望されているというご相談を立て続けに受けました。
 
 ご本人が、「自分に万が一のことがあったら、葬儀は火葬だけにしてほしい」と話されていたそうなのですが、ご家族としては、父の葬儀なので、火葬のみというわけにはいかないだろうということで、告別式のみの一日葬をご希望されるケース、また、「母は高齢なので、兄弟ももう亡くなっていて、見送るのは子供たちとその家族だけ、しかも、皆仕事が忙しく、なかなか休みもとれないので、一日葬を考えているのですが」とおっしゃるケースなど、一日葬をご希望される方の事情は様々です。

 一日葬は、通夜振舞いの必要がなく、斎場についても、一日の使用料のみで利用できる式場を選べば費用が抑えられるほか、お仕事などでなかなかお休みの都合が付けづらい方などが利用するにはとてもよいかたちだと思うのですが、一方で、特に菩提寺様がいらっしゃる場合については難しくなることもあるようです。

 仏式のご葬儀で菩提寺様がいらっしゃる場合には、まず、菩提寺のご僧侶に来ていただくことになりますが、本来、お通夜にも意味があることから、一日のみのご葬儀をされないご僧侶もいらっしゃいますので、まずは菩提寺にご相談をしなくてはいけません。
 
 先日のご相談では、一日葬を希望していて、葬儀には菩提寺のご僧侶に来ていただくことになるとのこと。お寺のご住職は、以前身内の葬儀の時に来ていただいて以来、代も変わってしまい、その後はほとんどお話しをする機会がなく、疎遠になっていて、まだ一日葬を希望していることはお話ししていないとのことでした。
 ただ、一日葬の場合には、まずは菩提寺のご住職に相談していただいてからでないと、お話しを進められませんので、まずは菩提寺様にご確認してみてくださいとお話しをさせていただきました。

 数日後、ご相談者様より、「菩提寺のご住職とお話しをしたところ、一日葬でのご葬儀はやっていただけないとのことでした。ただ、葬儀の式場はお寺の本堂を使わせていただけるとのこと、また、このことで、お寺との意思疎通ができました」と、ご安心されたご様子のご報告をいただきました。
 
 直葬や一日葬は、宗教的な面や、家族・親族などの考え方によって思うように進められないこともありますので、ご希望されている場合には、一度ご相談いただければと思います。
posted by あさがおスタッフ at 11:51| Comment(0) | (本)

2012年10月13日

故人を囲んで最後のお食事を・・・。

 ご自宅でのご葬儀が年々難しくなってきている昨今ですが、ご自宅以外でもお集まりいただいた皆様と旅立つ前の最後の晩餐会をこころゆくまでご一緒させてあげられたら。
 そんな思いにさせられることがあります。

 仕事柄、度々斎場でのご葬儀に立ち会いますが、ひとつの形式に則り静々と進行していくご葬儀を拝見していると、時としてなんとなく距離感を感じる場合が出てきます。

 式場を知り尽くしている担当者が通夜に駆けつけた大勢の方々を見事に誘導されている、その手綱さばきには感心しながらも、場合によってはもっと雑然とした状況の中でのお別れの方が故人にとってお似合いなのでは、と勝手に想像する場面に出くわすことがあります。
 お別れにお見えになられた方々はご焼香が終わると式場控室に場を移し、こちらで故人を偲びながらのお清めとなりますが、当の本人は式場の柩の中にぽつんと一人置いてきぼりにされたようで、傍から見ていても一抹のさびしさが感じられます。

 かつて観た韓国の土俗的なお葬式の映画ではご会葬の方々が柩を囲み飲んで食べて歌い踊り、故人との一体感が感じられ、ハレの場として強烈な印象を残していましたが、日本でも地方によってはご自宅でのご葬儀でこれに似たような振舞いが行われていたように伺っています。

 次第に形骸化されてくるご葬儀ですが、時にはご希望により昔ご自宅でされたような最後の晩餐を心置きなくしてあげる。
 時にはそんなご葬儀があってもよいのでは・・・。

 最近では式場での飲食を容認する斎場も少しではありますが増えてきているようです。

 以前伺ったお食事会を兼ねたご葬儀では柩を除けば親しい友人が主催したパーティ会場という雰囲気でした。
 柩の友にシャンパングラスを片手に語りかけ、友の好物に舌鼓を打ち、時には歌い、昔の思い出を語り合う。
 50名余りの皆様はお互いに思いのたけを語り合い、長年の友をお見送りしました。
posted by あさがおスタッフ at 04:59| Comment(0) | (松)