2015年02月24日

斎場の見学

先日、斎場の見学取材に行ってきました。
 葬儀社さんの自社斎場とお寺が保有する会館です。
 近年、お葬式の規模が縮小傾向にあり、家族葬などの小規模なご葬儀が主流になりつつあります。
 先日伺った斎場は、両方とも小規模な葬儀から、100名を超える葬儀まで、うまく対応ができる会館でした。
 葬儀社さんの自社会館はほとんどが宗旨宗派問わず、どのようなご葬儀にも利用できる融通性がありますが、お寺の会館の場合、檀家さんのみや、既成仏教のみなどの規制がある会館も多い中、先日おじゃまさせていただいた会館は、お寺の会館ではありますが、宗旨宗派問わず、どのようなご葬儀にも対応でき、また、近年希望者が多くなっている一日葬にも対応するという融通性の高い会館でした。保有する複数の式場は、ここ数年希望者の多い家族葬でちょうど良い規模のものをメインとし、人数が増えても十分に対応が可能なように作られています。
 葬儀社さんの自社斎場の方も、火葬のみでご安置されている方のお別れに利用できたり、センターへのご相談でもたまにお聞きする、「故人様と一緒のところで食事をとりたい」などの要望にも対応できるような融通性の高い会館となっていました。

 多様化するご相談者のご要望に応えるためには、葬儀を行なう場所の融通性も重要なところであると感じました。
posted by あさがおスタッフ at 23:34| Comment(0) | (本)

2015年02月22日

ラストメイク

  先日、入院中のお母様の万が一を考慮して、ご家族ご親族を中心に、お世話になった町内会の方々と、ご自宅でのこぢんまりとしたご葬儀のお見積を、ご希望の方がいらっしゃいました。

 早速に賛同葬儀社の担当者からは見積りと見積りの補足説明書が届き、その補足説明の最後の1文「同じ女性として提案させていただきます」の言葉に思わず見入ってしまいました。
  
  「見積書には記載されておりませんが、メイクまたは湯灌を是非おすすめいたします。闘病後のお顔のやつれなども、安らかなお顔になりますし、矢張り女性ですので、最後の皆様とのお別れの前に、お風呂に入れて差し上げるのがよろしいのではないか」と、書かれた説明文を見て、急に8年前の母の最期の顔が浮かんできました。

 私事で恐縮ですが、臨終に間に合わず、駆け付けた時にはすでに母は実家のお布団の上でした。
 怖々そっと白い布をあげると、綺麗に薄化粧をほどこし血色も良く、今にもパッチリ目を開けて、にっこりしそうないつもの母の顔があり、思わずほっと安堵したことが思い出されます。

 親戚の者からも、一斉に最期の顔がよかったとお褒めの言葉をいただき、何気ないことが後々までも、事あるごとに語り草になるほどの、ラストメイクのインパクトの強さに、改めて驚かされたものでした。

 昨年、100歳の方のご葬儀では、担当者の気配りのある臨機応変な対応に、大変ご満足されたお礼状を、ご葬儀直後のお忙しい中頂きましたが、最後の1文に少し言いにくそうに「綺麗にラストメイクをしていただきましたが、少し綺麗になりすぎたようで、いつもの母とちょっと違ってしまいました」と書かれていました。
 プロのメイクアップアーティストにお願いしましたが、お歳を召しているからと言って、少々張り切りすぎてよそ行きのお顔になってしまったようです。

 普段のお顔で、それをいかにきれいに見せるか、プロの腕の見せ所ですが、一方でそれをすべて、ご家族の皆様の手で実現させるよう、提案している担当者もいらっしゃいました。

 ご喪家の方々にもご一緒に参加していただき、マッサージをほどこし、下地を綺麗にしてさしあげ、指導していくうちに、お孫さん達も亡くなられた方に対する意識の変化が見られ、ご遺体に対し、接し方も変わってくるとおっしゃいます。

 ラストメイクと言っても、門外漢には、たかがメイクとお映りかもしれませんが、ご家族や親しかった方にとってはされどメイクです。
 
 同じ女性として、私も提案させていただきます。
posted by あさがおスタッフ at 21:04| Comment(0) | (松)

2015年02月18日

ご相談者の要望に的確に応えられるようにするために

 ホームページ上の目立たないところにあるのですが、葬儀社を募集しているページがあります。そこのフォームから資料請求することができるようになっています。
 フォーム入力項目に、申込み理由というものもあって、たとえば、「葬儀に対する思い、考え方 葬儀施行にあたり客観的な立場で内容、費用をチェックしていただけると、ご家族も安心されると思います。」というようなことが書いてあったりします。
 そうした記入内容を確認後、葬儀社さんに資料を送付します。その後、賛同申込み、面談という流れになっていきます。一週間に数件は、資料請求や面談があります。

 面談時には、社の特徴や社歴、代表者の経歴、担当者の経歴、営業エリア、よく利用する式場、つながりのある社などを聞きます。この面談で大丈夫そうなところには(場合によっては他社の意見も参考に)、事前相談の機会を作るようにします。そして、複数社と競合してもらいます。そこでご相談者の支持をえて施行になった場合、当センタースタッフの立会いや喪家の感想を踏まえて、社の位置づけがどんどん固まっていきます。

 一定の決まりごととハードルがあり、ネットだけのやりとりでどんな葬儀社でも登録できるようにはなっていないとはいえ、それほど参加障壁は高いものではありません。もっとも、ご相談者に満足のいくサービスを継続して提供し支持を得ることができない葬儀社さんは、結局のところ埋もれた存在になるようにはなっています。

 こうした流動性を持たせて、質を確保する手法は有力であることは間違いないと思うのですが、流動性を作り出すのに、待ちの姿勢だけでなく、より細かくなってきたご相談者の要望に的確に応えられるような社をどれだけ開拓できるかが、これからの事業の成長には欠かせないと思っているところです。
posted by あさがおスタッフ at 18:35| Comment(0) | (道)

2015年02月15日

最期のお別れ。

 少人数の家族葬を想定して準備をしていても、故人様と最期のお別れをしたいご友人や職場の方がご葬儀に参列されることもあります。
 お身内のみでの家族葬を希望され、その想定で準備をしていたところ、実際のご葬儀では故人様のお仕事仲間の方々が故人様との最期のお別れをしに訪れ、100名を超えるご葬儀になったという例もあります。

 先日、ご自身が葬儀の一切を仕切らなくてはならない一人娘であるご相談者から、お父様がお亡くなりになり、費用を極力抑えた葬儀を行ないたいとのご相談をいただきました。
 お父様とご親戚との関係もあまりよくわからず、ご相談ではご自身と親戚が来ても多分5名くらいとおっしゃっていましたが、実際には20名程のご親戚と10名ほどの故人様のご友人がご会葬に訪れ、ご葬儀後には「ご会葬の方々も予定より沢山お越し下さり、また立派な葬儀だったと仰っていました。」と、ご報告をいただきました。

 ごくお身内のみでの家族葬を希望される方はとても多くいらっしゃいますし、お身内だけでのご葬儀の方がご家族の負担も軽減されることと思います。
 義理でご会葬に来ていただくよりは、最初から近親者のみでとお伝えするほうが良い場合もあるかと思いますが、故人様との最期のお別れをしたいと心から望んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 19:57| Comment(0) | (本)

2015年02月13日

ご葬儀での形式とは・・・。

先日、ご葬儀の前にお伺いする場合、ご喪家にどのようにご挨拶すればよろしいでしょうかとのお問い合わせをいただきました。
 妹さんの御主人のお父様がお亡くなりになられ、明日ご自宅に手土産持参で弔問に伺いますが、喪主に当たられる妹さんの義母様には、どのようなお言葉を掛ければよろしいかとのご質問でした。
 故人様とは特に生前親しい間柄ではなく、むしろ面識もあまりなかった方ですが、納棺まで立ち会われるとのお話です。

 通常、納棺はご遺族やごく親しい近親者のみで執り行われることが多いと伺っておりますが、地方により、またそれぞれのご家庭のご事情もございますので、一律に面識が薄い方の納棺にまで立ち会う必要性を問いただす訳にもいかず、まずはごく一般的なお悔やみのお言葉をお話申し上げました。
 しかし、ご相談者はその後の具体的なお言葉が知りたいとのこと。

 一通りのお悔やみのお言葉の後は、その場の状況に立たないと難しく、親しい間柄でしたら、これから執り行われる通夜・ご葬儀でのお手伝い事を、お尋ねになられることもできますが、ご相談者の立場では、取り方によっては取って付けた様な言い回しになりかねないので、間に入っていらっしゃる妹様に後はお任せし、必要以上のお話を避け、ご喪家も大変な折ですので、長居はしないように気をつけることを申し上げました。

 ご葬儀のしきたりは色々ありますが、ご喪家側の受け取り方は様々だと思います。
 ご葬儀が円滑に進み、ご喪家に失礼の無いようにすることは大切ですが、ともすると、慣れないあまりに形式に捕らわれすぎてしまいがちではないでしょうか。

 ご葬儀ではご喪家のご挨拶に始まり、ご会葬御礼のお言葉まで、また弔問・ご会葬の方々のご挨拶等、様々なお言葉がございますが、心に残るお言葉は、必ずしも形式に則ったものとは限りません。
 以前立会いにお伺いして、今でも心に焼き付いている喪主のご挨拶もその一つです。

 ご出棺に先立つご挨拶の代わりに、長患いの末ご逝去されたご主人の病状を克明にお話された奥様の、これを話さずしてご葬儀は終わらないとばかりの迫力ぶりは、100名余りのご会葬の方々をその場に釘づけし、しばしの時間延長も忘れさせる程でした。

 お帰りになられる皆様の表情からは、一様に晴々とご納得されたご様子が伺え、端でご一緒にお話をお伺いした当方も、思わず大きな深呼吸をした思い出がございます。
posted by あさがおスタッフ at 17:38| Comment(0) | (松)