2016年06月29日

ご安置先は・・

 ご自宅でご安置出来ないという方のご相談で、たまにご安置中も付き添いたいと希望される方がいらっしゃいます。
 本当ならば葬儀の日まで自宅で一緒に過ごしたいと思っていても、住宅事情やご家族の状況などからご自宅には安置できず、やむを得ず安置所を利用しなくてはならない方にとって、付き添いができる安置所はとても有難い施設ですが、残念な事に、それに対応できる安置施設は数がとても少ないのが現状です。
 使用する斎場や自宅の近くにあれば利用できますが、わざわざ遠いところまでは行けないと、あきらめる方もいらっしゃいます。

 最近、葬儀社の担当者と安置についての話しをしました。
 その葬儀社さんは自社に会館があり、安置所もあるのですが、やはり夜間の付き添いには対応していません。
 複数名のご遺体を安置する安置所ではやはりずっと付き添うということには無理があり、対応はなかなか難しいとのことでした。

 以前、事前のご相談で付き添いを希望され、たまたま近隣に付き添いが出来る安置所がある環境だったのでそちらにご安置したのですが、結局夜間はご自宅にお帰りになられたと報告があったことがありました。
 
 実際、ご家族はご看病のお疲れもあるでしょうし、ご葬儀の準備もいろいろあります。ゆっくりお付き添いをするというのは現実的にはなかなか難しいことなのかもしれません。

 ご自宅に安置ができない環境の方にとってはありがたい施設ではありますが、なかなか増えない理由はたくさんありそうです。
posted by あさがおスタッフ at 19:34| Comment(0) | (本)

2016年06月25日

直接会うということは、安心につながると思います

 センターの賛同葬儀社さんは、お申込みを頂いた際に必ずセンターの代表と直接面談していただいてから登録という流れを踏んでいます。
 これは、その葬儀社さんがどのような社なのか、担当の方はどんな方なのか、また逆に葬儀社さん側からも、センターがどのようなところなのかなどを実際に見て頂くためです。

 私自身はご面談の際にはほとんど同席しておりませんが、後日、機会を見計らって、こちらから、会社がどのようなところにあるのかなども併せて把握させて頂くためにお邪魔させて頂いています。
 最初はメールや電話だけでのやり取りでも、やはり実際にお会いすると思っていた印象と全く違っていたりすることも多く、ご葬儀についてもどのように考えられているのかなどの詳しい話しを聞くことにより、距離が縮まり、ご紹介させていただく際に、ご相談者へ更に深いご紹介が出来るようになると実感しています。

 センターでは、事前のご相談の際、お時間やお気持ちが許すのらなば、出来るだけご紹介社の担当者や、ご自身でお探しになられた葬儀社の「担当者」と直接お会いいただくことをお勧めしていますが、これも、メールは電話、また、葬儀社のホームページなどではわからない、担当者の対応なども感じていただければと思い、可能な限りではありますが、積極的に担当者とお会いいただくことをお勧めしています。
 事前に葬儀社の担当者とお会いいただくのとそうでないのでは、いざご葬儀という段階での安心感は違ってくると思います。
posted by あさがおスタッフ at 00:03| Comment(0) | (本)

2016年06月22日

お気持は分かりますが・・・。

  先日、現在まだご両親はお元気とのことですが、万が一に備え、すでにご葬儀に必要なものは棺から白装束まで取り揃えてあるので、搬送だけしてもらえる葬儀社さんをご紹介願いたいとのご相談を頂きました。

 通販で安く手に入れられるものが、葬儀社さんを通すと高くなるとおっしゃって、搬送以外葬儀社さんの手を煩わせないで、役所の手続きからご葬儀はご自分ですべて執り行う予定である。
 火葬のみになりますが、火葬場での案内人も要らない。火葬が終わった段階での骨揚げもお1人で済ませるとのこと。

 葬儀社さんによってはご葬儀を含めてお引き受けする社もありますので、こちらで確認して、折り返しご連絡を差し上げる旨申し上げましたが、確認はご自身の方からされるとのこと。
 
 搬送に伴いドライアイス購入や納棺済みでのご安置の問題、はたまたどこにご安置するかご安置先の問題等も派生してきますので、お引き受けいただける葬儀社さんとも、十分ご相談されるよう申し上げておきました。

 実は数年前、今回のご相談者と同じようにお母様のご葬儀は全てご自分で執り行いたいので、ご自宅から火葬場までの搬送だけをお願いしたいとのご相談を頂いたことがありました。
 
 お引き受けした葬儀社の担当者から、周りの方々がかなり振り回されたご様子を伺い、お気持は分かりますが、未経験の上、時間が限定されるご葬儀に対し、すべて抱え込むのは一抹の不安を感じるのは、取り越し苦労でしょうか。

 火葬場は納棺済みが指定でした。
 団地の2階の階段が狭く柩が下ろせない為、担当者が急遽呼んだ助っ人と、担架でご遺体を1階の集会場に運びこみ、こちらで納棺されたところへ、関西からご親戚が駆け付け、何も準備されていないことにビックリされたご様子とのこと。
 
 騒がれたので、ご相談者はしぶしぶ通夜の準備をされたが、お花までは準備ができなかったので、翌朝9時出棺前に担当者がお別れ花を買いに走り、一件落着と思いきや、今度はお寺さんが準備されていないと一悶着あり。
 
 これだけは間に合わないので、収骨の後担当者の知り合いのお寺に伺い、読経して頂くことで、何とか決着を見たとの報告に、思わず大きな溜息をついてしまったことが思い出されました。
 無事をお祈り致します。
posted by あさがおスタッフ at 23:58| Comment(0) | (松)

2016年06月18日

この社会の不気味さ

 ある葬儀屋の社長さんのブログで一年以上前に紹介されていた、「美味礼讃」(海老沢泰久・著)という本を読み終えました。最初のほうを少し読んで放置していたのですが、最近再び読み始めたら面白くて一気でした。調理師専門学校の経営者で、本格的なフランス料理を日本にもたらした、辻静雄氏の半生を描いたものです。

 その功績がいかに大きかったかの解説は他に譲りますが、ここで取り上げたいのはちょっと違います。
 辻氏は、大学卒業後、大阪読売新聞社へ入社し、社会部記者になりました。入社早々、そこで、タクシー料金の水増し請求を要求する上司記者にでくわすという話が出てきます。もちろん、その水増し分は辻氏の懐には入らず、その上司記者がみんな取ってしまうわけです(辻氏は、利用されるのが嫌で、電車を利用するようになったそうです)。

 舛添知事を糾弾していたマスコミの人と、「上司記者」がダブって見えました。こんな「上司記者」に叩かれて辞職させられるとは!
 もちろん、みんな「上司記者」のようなことをやっているわけではないですが、それは、できない立場と状況なだけで、自分でお金を差配できる立場になって、誰も見ていず、絶対にばれないとなったとして、きちんとできる人がどれくらいいることか・・・、心もとないです。

 舛添知事のこの騒動は、本当は誰も真剣に怒ってないのに怒っているかのようなふりをして、叩きやすそうな特定の人物を公に集団リンチを行って憂さ晴らしをする、この社会の不気味さを表している感じがします。
posted by あさがおスタッフ at 12:12| Comment(0) | (道)

2016年06月15日

データの整理

 最近、テレビはあまり見なくなったのですが、たまたま自動で録画されていた中に「デジタル遺品整理」というタイトルの番組があったので見てみました。
 「終活」というワードにひっかかって録画されたようで、終活のなかの一部として取り上げられていました。
 以前、知人が終活セミナーをやるというので、参加させていただきましたが、その時の主なセミナーの内容は「デジタル遺品整理」でした。
 最近はデジタル遺品整理の業者さんも増え、アプリまであるそうで・・・。
  
 今ではほとんどすべての事がIDとパスワードで管理され、また、同じパスワードは流用しないほうがいいなど、自分が登録したパスワードでもつい忘れてしまうことが多々あるわけで、自分が亡くなった後に家族がそれを導き出すのはほぼ無理なことだと思います。

 テレビでは、家族が遺したデジタル遺品が元で起きたトラブルの事例を放送していましたが、普通に考えただけでも、「今、自分が亡くなってしまったらどうなってしまうんだろう?」と思うものはたくさん思い浮かびます。
 やはり、一番有効なのは、大事なIDやパスワードはメモに記しておいて、そのメモのある場所を家族に伝えておく、ということだそうですが、家族に内緒でやっているアレやコレがある方は多そうです。

 何年か前、遠方に住む友人が急逝しました。実際に何度か会った事がありましたが、普段の主なつながりはブログでした。
 彼女はご主人と二人暮らしでしたが、ご主人は彼女がブログをやっていることを知らず、たまたま近くに同じブログ仲間がいて、ご主人も含めて家族ぐるみでお付き合いしていたこともあり、生前、彼女がブログをやっていた事を知らされ、彼女が遺したブログを目にすることができたことをとても喜んでいたそうです。

 これは友人がご主人に隠していたというわけではないものだったので、ご主人も喜ばれていましたが、「家族には見られたくないもの」をパソコンやスマートフォンの中に持っている人も多いのでは・・・。

 テレビやセミナーでも言っていましたが、遺された家族が更に悲しい思いをしないようにしておくことはとても大切だな、と改めて思いました。
posted by あさがおスタッフ at 17:55| Comment(0) | (本)