2017年06月29日

何もせずに、静かに見送りたい。

 以前、参列者は家族だけで、ゆっくり見送りができる葬儀にしたい、という事前のご相談を頂きました。
 ご対象者はお父様で、菩提寺もなく、宗教の信仰もないとのことで、できれば宗教色のない葬儀というかたちを希望されていましたが、最初のご相談時点では、無宗教葬というものがどういうものなのか、いまひとつわか
らないとおっしゃっていました。

 無宗教での葬儀を希望される場合、大きく分けると、例えば音楽葬にしたい、懐かしい映像・画像を見ながら故人様を偲ぶような式にしたい、など、どのような進行で行いたいか具体的な希望がある場合と、特に進行する宗教がないので、宗教色のないものにしたいので、と漠然と考えられている場合がありす。

 このご相談でのご希望は、無宗教葬で、できれば何もせず、家族でいられる最期の時間をゆっくり過ごしたいというご希望がありましたが、実際にはどのような葬儀になるのかを心配されていました。
 そこで、事前の段階で、ご紹介葬儀社の担当者と面談し、具体的なご相談をされたのちに、直接会館の見学も行い、ご納得された状態で葬儀社をお決めになりました。

 その後、事前にご相談された通りのかたちで、葬儀が執り行われ、通夜・告別式の時間を特に何もせず、ご家族がただただ故人様とゆっくりお過ごしになる時間に使い、通夜の夜は会館にお泊りになられたとのこと。
 ご葬儀後には、「家族だけで静かに送りたい、という希望通りの納得がいく葬儀ができました」とご報告いただきました。

 近年、家族だけでの葬儀なので、と、直葬をお選びになる方も多いですが、一方で、火葬のみでは忍びないので、と、一日葬などでゆっくりお別れができるようなかたちを希望される方も、このところ増えてきたように感
じます。

 葬儀(特に無宗教葬)というと、何かしなくては、という気持ちにとらわれることもあるかと思いますが、儀式や進行にとらわれず、なにもしないで静かにお送りすることがご家族のご満足につながることもあるのだな、
と思いました。
posted by あさがおスタッフ at 17:17| (本)

2017年06月24日

ご冥福をお祈り申し上げます

 昨日は朝の海老蔵さんのブログを見て「まさか・・・?」という胸騒ぎから始まり、その後公表された小林麻央さんの訃報に、本当に多くの方が悲しい気持の一日を過ごされたのではないでしょうか。

 最愛の奥様を亡くされたばかりの海老蔵さんは「なるべくいつもどおりに過ごします」と、朝の水やりなどの日課をこなし、二回公演の舞台、公園の合間に記者会見などをきっちりこなされ、ものすごく深い悲しみや苦しさや悔しさを抱えていらっしゃるであろうにもかかわらず、本当にすごい方だと思いました。

 このような状況でもストイックな心で日常をこなすのは、なかなか真似ができることではないと思いますが、役者さんではなくても、立場、状況によってはこのように過ごさなくてはならない方も多くいらっしゃることと思います。

 葬儀の準備、ご葬儀となり、ご葬儀を終えた直後には、張り詰めた緊張がゆるみ、大きな脱力感のようなものに襲われるかもしれません。
 どうか、ご家族皆様、ご自身のお身体をご自愛いただければと思います。

 小林麻央さんのご冥福をお祈り申し上げます。
posted by あさがおスタッフ at 22:41| (本)

2017年06月21日

満足度は担当者との相性とコミュニケーションで決まる・・・。

 「ボーとしていたら(葬儀社に)いいようにされてしまった」とはよく聞くが、「ボーとしていたら(依頼者 私共の)いいようにしてくださった」と感じました。
 「追加オプションを勝手につけられた」とは聞くが、「これは不要ですね」と削って下さった。
 どんな小さな疑問にもご相談にも丁寧に答えてくださり、お願いしてよかったです。
 
 以前、ご葬儀後に頂いたアンケートです。

 また、集中治療室に入られたお母様の事前相談では、概算のお見積りをお取りした後、ご自宅にご安置するスペースを確認頂く為にも、担当者の方にお越しいただくことを希望され、それがご相談者と担当者の最初の出会いとなりました。
 ご自宅はお母様の趣味の手芸作品がベッドの上まで所狭しと並べられ、柩を置くスペースが難しく、万が一の際は担当者の契約している安置所への搬送に切り替わりましたが、ご葬儀までの2ヶ月近くの間、お母様のお気持をおもんばかって、その都度気付いたことをことあるごとに担当者に報告し、ご相談され、その数20回以上になられたとの由。

 ご相談者は御兄弟とは疎遠となり、お一人でお母様をお見送りされる覚悟を決めていらっしゃるご様子に、担当者もその都度気付いたことをお話しされ、お互いに気心が知れるところとなり、双方でお母様の見送り方を検討されて、ご相談者からはご満足のいくご葬儀が執り行われたとのご報告を頂きました。

 当センターでは事前相談でご相談者のご要望に応じて賛同葬儀社さんより概算の見積りをお取りし、センターの見積説明書と共にお送りしてご検討頂き、出来ましたら葬儀社さんの担当者にお会いになり、直に具体的な説明をお尋ねされることをお勧めしております。
 お尋ねすることで、どの様なご葬儀をされたいのか、具体的な方向が見えてくるばかりでなく、担当者との相性も確認でき、特に少人数でのご葬儀では、担当者とのコミュニケーションがどれだけ取れるかが重要なファクターとなってくるように思われます。

 先日も「ご葬儀後も引き続きご相談者からお位牌のこと、49日の法要のこと、新盆のこと等毎日のようにご相談のお電話をお受けしております」と、担当者からの報告をいただきました。
 初めてのご葬儀での戸惑いに、ともするとプロの目から一方的に押し付けがちなことがらも、今一度立ち止まって、ご相談者の目線で考える機会を与えていただき、大変勉強になっておりますとの由。

 ご相談者と担当者とのコミュニケーションの取り方がご葬儀の満足度を大きく左右しているように思われます。


posted by あさがおスタッフ at 23:28| (松)

2017年06月18日

喪服で飲食店はマナー違反?

 5月14日の朝日新聞の声欄に投稿されたのが表題の「喪服で飲食店はマナー違反?」です。

 要旨は次のようなものでした。
 親族の葬儀後、喪服のまま、駅ビルのすし店に立ち寄ったが、店長の異様な視線と、食事を済ませて店を出たとたん、店長が店員に「塩をまいておけ!」と怒鳴っていた。喪服を着ていたのが、気に入らなかったらしい。それなら、「ネクタイだけは外していただけないでしょうか」と一言あればよかったとも思った。以来、飲食店に入るときはネクタイは外しているが、公共交通機関では許容されていることが、飲食店では許されないのだろうか? 喪服はそこまで忌むべきものだろうか?


 朝日新聞で、一つの投稿に対して、「どう思いますか」と呼びかけて、賛否の投稿を何本か掲載して、議論を膨らませています。この方法がいつからされているのか、知りませんが、違う視点を教えてもらっているようでためになります。

 5月14日の投稿を踏まえての、どう思うかの投稿が6月14日にありました。4本中、3本は大目に見てほしい、という感じのものでした。投稿全体の比率をあらわしているかは、わかりませんが、朝品新聞に投稿するような人ならこのような比率になるのも頷けます。購読者も投稿者も若者でない人が多いでしょうから、もなるべくならネクタイぐらいは外したほうがいいとは知っているが、大目にみたほうがいい、という感じです。

 もっとも、社会がさらにバラバラになっていくようなことがあれば、共通のコンセンサスも薄らいで、この投稿の問いそのものがナンセンスになる可能性もあります。
posted by あさがおスタッフ at 19:12| (道)

2017年06月15日

まだ先の事ですが・・・というご相談

 「今は病気でもなく、元気な母ですが、母に何かあった時は自分ひとりでがんばらなくてはならないので・・・」というご相談をいただきました。
 お父様はすでに他界されていて、お母様が万一の時には一人娘であるご相談者がすべて行わなくてはならないとのこと。
 まだ先のことだと思いますが、頼る親戚も近くにいないので、急に不安になってしまったそうです。

 このような状況の場合、まずは万が一の時に自分が何をすればいいのかということと、葬儀社のことを知っておくと、少し不安が軽減できると思います。

 ただ、何年も先のこと、という場合には、葬儀社についてはまだ決めなくてもいい段階だと思います。
 今は、ご自身の要望に合うような葬儀社を何社か候補として考えておくだけでご安心いただけるのではないでしょうか。
 お迎えから安置場所への搬送、式場・火葬場についての説明・予約から、葬儀の準備、進行、葬儀後の手続きの相談などはすべて葬儀社さんが対応してくれます。
 費用については、今とその時では状況が色々と変わっているかもしれませんが、必要であれば現段階での目安にする見積もりも作ってくれます。

 信頼できる葬儀社なのかどうかを判断するのは、普段葬儀についてあまり考えることのない方にとっては難しいことかもしれませんし、その後の環境が変わることもありますが、センターでは引き続き対応しますので、その時の状況に合わせて新たなご紹介などの案内なども可能です。
 
posted by あさがおスタッフ at 08:52| (本)