2018年02月28日

火葬のみの葬儀でも。

 火葬のみの葬儀でも、最近はお別れの時間を少し長くとりたい、や、安置している間、ゆっくり面会できるところに安置したい、とおっしゃる方が増えているように思います。

 火葬のみの葬儀は、一般的には安置場所から火葬場へ行き、火葬が終わって解散というとてもシンプルな葬儀で、故人様とゆっくり過ごすことはなかなか難しく、最期のお別れもご火葬前に10分ほど(できないところもあります)と短時間なものになります。

 火葬のみの葬儀を希望される方は、葬祭扶助を利用される方をはじめ、身内の方が皆ご高齢で参列できないので式をするほどではないと考える方や、入院や介護で費用が掛かるため、葬儀代を捻出するのが困難な方、ご本人の遺志など様々で、もう少しお別れの時間が欲しいと考える方が増えています。

 葬儀社側も、自社の安置所でゆっくり面会ができるような設備を用意したり、安置施設でも小規模な葬儀までできるような設備を作ったりなど、残されたご家族の要望に少しでも対応できるようにと考えるところが少しずつ増えています。
 地域によってはまだ難しい場合もありますが、これから先、きっとそのような施設ももっと増えていくと思います。

 火葬のみの葬儀でも、故人様との最期の時間を遺されたご家族と一緒にゆっくり過ごすことができるといいな、と思います。
posted by あさがおスタッフ at 23:44| (本)

2018年02月24日

介護施設からのご相談

 先日、介護施設のスタッフの方からご相談がありました。
 ご入居されている方がご逝去され、葬儀のことがわからないのでとのこと。
 ご家族は遠方にいらっしゃるため、地元の事が分からず、ご家族が到着したときに困らないようにしておきたいというご相談でした。

 ご家族が遠方にいらっしゃる場合、葬儀をどこでするかを最初にお考えいただくのが必要になります。

 故人様がいらっしゃるところで行うか、ご家族の地元に連れて帰って、そちらで葬儀を行うか、ということになりますが、これは各ご家族の状況やご希望によってことなります。

 以前、故人様がいらっしゃるところで火葬をし、地元に帰って骨葬をとお考えになられたご相談がありましたが、やり取りをしているうちに、故人様を地元へ搬送し、地元で葬儀を行うことに変更したご相談がありました。
 地元には菩提寺があり、親戚も皆そちらにいらっしゃるとのこと。そのご相談者は、故人様と最期のお別れができる方をお選びになり、遠方へ搬送するということになりました。

 また、九州にいる方が、千葉県でお亡くなりになったお身内の葬儀を、千葉火葬し、九州で本葬することをお選びになられた方もいらっしゃいます。
 離れて暮らしているお身内の万一の時、どこで葬儀をするのがいいか、などのご相談にも対応しています。
posted by あさがおスタッフ at 23:58| (本)

2018年02月22日

安置所でのご面会重視の方向へ・・・。

 「ご葬儀までの間、姉妹で毎日お越し頂き、2時間程お母様との最後の時間をゆっくりとお過ごしになっていらっしゃいました」
 先日、ご葬儀を執り行って頂いた担当者から、自社霊安室での報告をいただきました。 
 2ヵ所ある霊安室の内、ご喪家にとっては少し遠方になりますが、ご面会時間の自由が効く方を選ばれたとの由。
 ご葬儀までの1週間、毎日通われて、お母様と心ゆくまでお話がお出来になられたのでは・・・。
 
 最近、ご相談者からご安置後のご面会が自由にできるところをとのご要望を、立て続けに頂きました。
  住宅事情等の関係もあり、以前の様にご逝去後ご自宅でのご安置が難しくなり、当センターでお受けするご相談でも、多くの場合ご自宅以外をご希望される傾向にございます。
 
 ご安置先の多くは葬儀社の自社安置所、または葬儀社が契約している安置所になりますが、ご安置先でのご面会は何時でも可能という訳ではありません。
 短時間での時間制限が多い中、最近は火葬式のみの場合でも、お別れだけは十分な時間を取りたいとのご要望も増え、徐々にではありますが、葬儀社さんサイドもご要望の多様化に臨機応変な取り組みが行われてきているようです。

 自社安置所を所有している葬儀社さんが少ない都心を除き、特に、周辺都市の自社安置所所有の葬儀社さんでは、毎日2時間ほどのご面会が可能なところ、ご相談に応じて自由に1日貸し切りでご面会可能なところ、安置所で火葬前日ゆっくりとお別れができるところ等、試行錯誤をされながらもご相談者のニーズに合わせた取り組みが見られるようになりました。

 最近、ご葬儀を待つ間、長時間自由にご面会できる葬儀社さんを第1条件にあげられたご相談者からは「葬儀社選びはとても大事です。希望を伝えて、ニーズに合った葬儀社を紹介してくれました」とのアンケートのご回答をいただきました。
posted by あさがおスタッフ at 13:27| (松)

2018年02月18日

「家族葬の大変さを実感しました」

 毎週日曜日掲載の4回シリーズ「弔いのあり方」という特集を朝日新聞がやっています。その第二回で、遺言通りに家族葬にしたご家族の話が載っていました。「家族葬の大変さを実感しました」という内容です。

 その大変さとは、葬儀の仕方とか段取りとか内容に関するものではなく、もっぱら、周りの人からの反応に戸惑ったというものです。
「なんで教えてくれなかったの」に始まり、「この前の葬儀(先に亡くなった配偶者の葬儀)に比べると質素でかわいそう」「えらい扱いだ。こんな目にあわせて」「友だちだってお別れを言いたい。それを遮るのはおかしい」といった具合です。故人の遺言であることを告げても、なかなか納得してもらえなかったそうです。

 これはなかなか難しい問題です。最終的には、喪主などの決定する人が、どこに視点をおくかで、やり方も変わってくることになります。あくまで故人の遺志を尊重するのか、周りの人の意向をくみ取るのか、くむとすれば、どういった人の、どこの範囲の人まで、なのか・・・・。みんなが納得するようにするのは難しいところです。

 センターの受けた事案でも、故人の意向は家族葬であったが、一般葬にして、良かったという人もいれば、意向通りに家族葬にして何ら問題はなかった、ということもあります。一般葬にしたが、あわただしくてゆっくりお別れすることができなかったので、次のときは、家族葬にしたい、という人もいます。

 ともあれ、みなに納得してもらうのは難しいかもしれませんが、決定する立場にある人は、それまでのつながりの中で、この人の言うことであれば納得、間違いない、仕方がない、と言ってもらえるような状況にしておければ、それにこしたことはありません。
posted by あさがおスタッフ at 16:13| (道)

2018年02月15日

自宅葬の場合

 最近、自宅から送り出してあげたい、という自宅葬を希望される方からのご相談が続きました。
 昔ではあたりまえだった自宅での葬儀も、首都圏では今は様々な事情で葬儀式場を使う方がほとんど、という状況ではありますが、ご自宅で葬儀をあげられる状況にあるご家族にとっては、ご本人やご家族の「今まで一緒に生活をしていた家から送ってもらいたい、送ってあげたい」という気持も大きいと思います。
 
 自宅で葬儀をあげたいとお考えの場合には、葬儀社も自宅葬の経験があり、臨機応変な対応ができるところを選ぶことが大切です。
 そして、可能であれば事前にご自宅とご自宅の周辺をプロの目でみてもらうことをお勧めします。

 先日、事前相談でご自宅で葬儀を行うことをご希望になっているご家族とお会いし、お話を伺ってきました。
 ご本人が、ご自身が万が一の時には自宅から送り出してほしいと希望されていらっしゃるとのこと。
 ご家族はできる限り希望をかなえてあげたいと、ご相談されました。
 その後、複数のご紹介葬儀社にご自宅を見てもらい、ご検討されています。

 また、先日ご自宅で葬儀を行ったご相談者も、実際に担当者にご自宅に来てもらい、ご相談されながら葬儀社をお決めになりました。
 そのご相談者からご協力いただいたアンケートでは、「こちらの立場(自宅で行いたい)をご理解いただき、プランニングしてくださったので、ありがたかったです」とのご回答をいただきました。

 ご自宅で葬儀をされたいと考えている方は、可能であれば事前にご自宅を担当者に見てもらうことをお勧めいたします。
posted by あさがおスタッフ at 22:56| (本)