2018年09月30日

斎場、葬儀社

 葬儀社と斎場の関係がよくわからないという方は意外と多いのでは、と感じます。
 消費者の方からの目線で見た場合、よく目にする葬儀場はどこが運営しているのかなど、あまり気にすることはなく、お身内の方が心配な状況になっても「あそこに式場があった」などの少ない情報で葬儀社を決めてしまわれることもあるのではないでしょうか。

 葬儀場は、葬儀社が保有する自社斎場や、区や市など行政が運営している公営斎場、また、寺院や地域が運営しているような貸斎場など、管理している所が違うことによって、葬儀社を選ぶという選択肢があるにも関わらず、それに気づかないこともあるのかもしれません。

 先日、事後のご相談でどの葬儀社でも対応ができる○○会館(民間の貸式場)を紹介してほしいとおっしゃる方がいらっしゃいました。
 そのご相談者は斎場が葬儀を全て行ってくれると思っていらっしゃったとのことで、式場は葬儀社が予約を行ないますので、そこの式場に慣れている葬儀社をご紹介させていただく旨の説明をしたところ、ご理解されたということがありました。
 
 また、他にも「○○斎場ですか」と、斎場と間違えてお電話をいただき、お話しを伺うと、その方も斎場に依頼すれば葬儀が行えるものだと思われていたということもあります。

 たしかに、葬儀社が自社で運営している斎場は、葬儀会館=葬儀社ですが、そうではない斎場もたくさんあります。

 使用したい葬儀場が葬儀社の自社会館であれば、その葬儀社に依頼することになりますが、公営の斎場や民間の貸式場の場合は、「葬儀を行う場所を貸している」だけですので、ご葬儀のお世話をする葬儀社はご利用される方が自由に選ぶことができます。
 自社会館を持たない葬儀社は、自社会館を保有する葬儀社よりも多いです。
 つまり、「貸式場を利用したい」と思われている方には、葬儀社の選択肢が多くあるということになります。
posted by あさがおスタッフ at 22:18| (本)

2018年09月26日

葬儀のことは全くわからない・・・

 先日、葬儀を出した経験がない友人から受けた事前相談の時に、どんなことがわからない?と聞くと、「全くわからない、なにがわらないのかもわからないんだよね〜」と言っていました。
 過去にお父様の葬儀を出した経験がある他の友人でさえ、「父の葬儀の時は母が全部やっていたから、何をしていたのか全然覚えてなくて・・どんなふうにいろんなことが決まっていったのか、わからないので、将来母を送る事になった時はよろしくね」と言っています。

 実際、センターへご相談される方の中でも、どうしたらいいのか全くわからないとおっしゃる方はとても多いです。
 ネットなどで色々調べている方でも、見れば見るほどどわからなくなってしまって・・、という方も多いのですが、普通は普段から葬儀のことを考えたりすることはあまりないと思うので、当然といえば当然の事だと思います。

 普通の一般的なお葬式、といっても、そのご家族や地域のことなど、その状況はそれぞれ異なります。菩提寺さんがあったり、無かったり、家族親族だけにしようと思ったり、友人にも来てもらいたいと思ったり・・・・。
 
 センターでは、それらの混乱をご相談者と一緒に整理し、ご要望に合わせた葬儀社のご紹介をしています。

 センターへご相談される際に、「常識的なことかもしれないので・・」「こんなこと知らないのは恥ずかしい・・」などとおっしゃる方がいらっしゃいますが、初めて葬儀のことを考えなくてはならない状況なのですから、分からなくて当然のことですので、センターへご相談される際には、その様な心配は無用です。

 
posted by あさがおスタッフ at 20:31| (本)

2018年09月23日

地元葬儀社さんならではの強み

 当センターではご相談に応じて、地元の賛同葬儀社さんをご紹介しております。
 各社共、地域のことに詳しく、如何にご要望に応じたご葬儀が執り行えるか、担当者さんはご喪家のお気持ちを汲み取り、臨機応変な対応を心がけ、ご葬儀後のアンケートのご回答でも大いに感謝されております。

 納棺に間に合わなかった弟様の願いは「最後の一晩をお父様とご一緒に過ごしたい」でした。
 ご自宅でご逝去されたお父様は、当初ご自宅での納棺後、日華斎場での1日葬との段取りでしたが、ご葬儀まで1週間待ちの状況には、お仕事の関係で難しく、急遽担当者さん提案の地元のお寺でのご葬儀に切り替わりました。
 通夜を執り行わない1日葬の為、式場費も半額でしたので、通常のお泊りは難しい状況でしたが、こちらのお寺をよくご存じの担当者さんが掛合い、2階の空いている和室をご提供いただけることになりました。
 但し、1階にご安置された柩を2階に運ぶ手立ては階段しかありません。
 御兄弟3人で力を合わせ、柩を2階和室にお運びし、お父様を囲んで最後の晩をお過ごしになられたことを、感無量の面持ちのご相談者からお話頂いたのは言うまでもありません。

 また、九州にご実家のあるご相談者からのご要望は、九州での義母様のご葬儀の際と同様に、老人ホームに入居中の義父様のご逝去からずっと付き添い、遅くともご葬儀を3日後には終わらせたいとの由。
 ご要望は地方と東京でのご葬儀の格差が一番顕著に表れるところですが、こちらもご紹介した担当者さんの計らいで、見事にクリアできました。
 こちらの地元の老人ホームでは、1晩付き添いが可能なことを、担当者さんはご存知でしたので、ホームで看取った後、ホームの許可を得て、ご相談者は義父様に1晩付き添う形となりました。
 さらに、ご自宅近くに新しい家族葬用斎場の情報を得た担当者さんは早速にこちらでのご葬儀を決め、混雑している多磨葬儀場での火葬は特別賓館での火葬となりましたが、全体的に費用を抑えたため、無事予算内でご葬儀を執り行うことができました。
 ご葬儀を終えた夜、ご相談者からはお疲れの中、早速にご納得のいくご葬儀ができたこと、ご要望通り、最善の日程で実施出来たことへの感謝のお言葉を頂きました。

 ご喪家のご要望も、一つひとつ違います。
 地元のことを知り尽くしている担当者さんの、臨機応変な対応に、期待が掛かっております。
posted by あさがおスタッフ at 01:14| (松)

2018年09月19日

最初の相談から時間が経ってしまっても・・。

 先日、友人のお母様がいつどうなってもおかしくない状態になったと伝えられました。お母様が入院した時に、もしかしたら近い時期に葬儀をおこなわなくてはならないかも、と、事前相談があり、葬儀社を紹介させていただいたのですが、それから一年経ち、明日なのか、一か月先なのか、という状態だと医師から告げられて、亡くなったときにはどうしたらいいのかと。
 事前相談の際に見積りを作ってもらい、葬儀の流れなども説明はしていたのですが、時間が経って、日々の忙しさも手伝い、一年前に聞いたことはすっかり忘れてしまったそうです。
 また、一から説明し、困ったことがあったらいつでも連絡していいから、と伝え、安心したようでした。

 センターへ事前相談される方でも、この友人と同じような状況にある方もいらっしゃるかもしれません。
 最初の相談から時間が経ち、以前センターへご相談されたことを忘れて再度ご相談されたケースもあります。

 ご対象の方が回復され、葬儀の事が頭から消えているのは、本当に何よりだと思います。
 心配な状態になった時、必要になった時には、遠慮なく、いつでもご連絡を頂ければと思います。

 最初のご相談から時間がたってしまっていても、再度ご相談いただくことは全く問題はありませんし、新たな情報をお伝えできるかもしれません。

 センターでは、一定期間、ご相談の内容を保管していますので、何か心配なことがあった際にはいつでもご連絡いただければと思います。
 
posted by あさがおスタッフ at 22:26| (本)

2018年09月15日

搬送先はどちらに・・・。

 病院でご逝去された後、まずはご遺体の搬送先をどちらにされるか。
 咄嗟に頭をかすめるのは永年住み慣れたご自宅に・・・。

 しかしながら、都会の住宅事情やご家族のみでお見送りされる場合のご近所へのご報告の煩わしさ等が頭をよぎり、昨今はご自宅以外をご希望される方が圧倒的に多くなってまいりました。  
 そんな中、たとえ一日でも、との強いご要望もございます。
 ご自宅以外の安置所になりますと、ご面会の時間も制限され、場合によっては通夜当日までご面会すらままならない場合もございます。

 先日ご相談頂いた方の場合は、長年お1人で団地住まいをされていらっしゃいましたが、一人娘さんのたっての願いで、一旦ご自宅にお戻りになりました。
 ところが、古い団地の為、エレベーターに柩が乗らず、3階まで担当者がご遺体を抱えて階段を登られたとのこと。
 担当者からはごく自然にご報告いただきましたが、お仕事とは言え、頭の下がる思いでした。

 団地のエレベータ―で、思い出すことがございます。
 お1人でお住いのお母様がご逝去され、最寄りの警察で検視を受けた時点でご相談を頂きました。
 ご紹介した賛同社の担当者が早速に警察に出向きましたが、医務院での解剖が施され、処置された後での搬送と決まり、搬送業務は医務院扱いとなりました。

 当初、都内のご相談者宅への搬送をご希望されていらっしゃいましたが、お住いの団地のエレベーターに柩が入りきれず、解剖処置後のご遺体を階段で運ぶのは無理なことが判明し、ご相談の結果、急遽血縁者ではないご相談者の奥様の都下のご実家への搬送に変更されるという報告を受け、思わぬハプニングに担当者も慌てて念を押してしまうほどでした。

 その夜、お母様サイドのご親族は、ご相談者の奥様のご実家を初めてご訪問される方が殆どでした。
 しかしながら、急な成り行きにも、ご実家の皆様は当然のように受け止められたご様子とのこと。
 困った時はお互い様ではありませんが、関係者一同、お別れの場を提供されたご実家の計らいに深く感謝され、最後のお別れの日は葬儀・告別式はなく火葬のみになりましたが、ご焼香と柩へのお花入れのお時間を十分に取られてのご出発となられたとの報告を担当者からいただきました。
 担当者もご実家でのご安置の間、何時どなたがいらっしゃってもご焼香ができるように、準備されたのは言うまでもありません。
 ご葬儀に不謹慎かとは存じますが、なぜかホッとした思いがよみがえってきます。
posted by あさがおスタッフ at 21:33| (松)