2018年12月08日

家族葬でのお知らせの仕方

 家族葬をするのに、どうやってお知らせをしたらいいかというご相談をうけることがあります。

 最近では「家族葬」という言葉もずいぶん浸透してきていますので、ご逝去の連絡をする際、葬儀前の段階でしたら、『葬儀は近親者のみで行う』ということと『一般の方のご参列はご遠慮いただきたい』ということをお知らせをすれば理解して頂けることも多くなったようです。

 葬儀を終えてからご逝去のお知らせをする場合には、例えば、「故人の遺志を尊重し、近親者のみで葬儀を行いました」というかたちの書面を郵送します。お知らせはできるだけ早い段階でお送りするとよいでしょう。

 葬儀前に連絡か、葬儀後に連絡か、どちらが正解ということはありません。実際の状況を見ながら、故人の交友関係の深さと広さを踏まえ、関係者の反応を予想しながら判断するほかありません。

 葬儀前に連絡すれば、家族葬と伝えたとしても、関係が深かった人などは、知ったからには会葬に行かなければ、と思う人が出てくる可能性があります。しかし、葬儀後の報告のように、「なぜ知らせてくれなかった」という非難はなくなるでしょう。

 身内でゆっくりお別れ、混乱させないことを優先し、葬儀後に報告するという選択肢もあります。

 それでも、「なぜ知らせてくれなかった」と非難され、その後の関係がうまくいきづらくなってしまうことが予想されるような、ごく親しい人にだけは、葬儀前に電話などで直接伝えるという方法も有効かもしれません(他の人には葬儀後に伝えると含みを持たせて) 。

 人間関係の基本的な事も忘れないように気を付けることも大切です。
posted by あさがおスタッフ at 16:29| (道)

2018年11月10日

ネット通販詐欺にあう

 寒くなる季節、ストーブを買おうと、とあるネット店で目星をつけてた商品が安かったので注文。現金振り込みしか決済方法がなく、振り込んだが、商品が届かない。ネット通販詐欺に引っかかってしまいました。

 これまで何百回となくネット通販を利用してきました。詐欺があることさえ、忘れていました。天災は忘れたころにやってくるではありませんが、自分でも、あまりに気が緩んでいてびっくりしました。

 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センターの「詐欺サイト等悪質なショッピングサイトに関する注意喚起」のページに書いてある注意点をみると、ドメインであれ、サイト運営者であれ、暗号化通信であれ、決済方法であれ、価格設定であれ、私のケースは見事に当てはまっていました。
 通常のサイトであれば左上あたりに店の名前があるものだが、店の名前もない。会社概要のページをみないと出てこない。電話番号も書いてない。url もおかしい。Https にもなっていない。メールアドレスもおかしい。といった具合でした。

 しかも、私の場合、全部わかっていることばかりです。さらに恥ずかしいのは、人にも偉そうに言っていたものでもあります。

 それでも引っかかってしまいました。

 注文する前でも、あれ? おかしいな、と思うところは何回もありました。価格が価格コムの最低よりも安い(心の声:でも、中には掘り出し物もあるのでは)、注文画面から決済に進めない(システムが雑なのかな、洗練されたシステムだと買う気がなかったけど、簡単に決済出来て用もないのに買ったこともあったな)、パスワードの発行が雑(まだ、発展途上の店で、こうした荒さが値付けで頑張っているのかな)、現金決済しかない(クレジットの手数料はばかにならないから、低価格を実現するのは現金しかないよね)・・・まるで、心の声は詐欺業者の代弁者のようになっていました。

 そして、さっさと注文して片づけてしまって、次のことをしようと注意がむいていたものですから、大事な情報をスルーしてしまいました。

 一回決めてしまえば、都合の悪い情報は、いいように解釈してしまう。注意が他の所に向いていれば、大事な情報もスルーしてしまう。この心理を巧みについて、詐欺業者が暗躍するってことでしょうか。

 一回痛い目にあったので、それ以降は注意深く情報を見るようになっています。これは葬儀社選びでも同じかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 17:32| (道)

2018年10月13日

シアーズの栄光と没落

 アメリカ老舗デパートのシアーズが大型倒産の瀬戸際に立っています。
 かつては全米最大の小売企業の一つだったが、米アマゾンなどネット通販の攻勢に押され、赤字経営が続いていました。

 ちょうど20年前に出版された『小売りの説得術』とう本があります。通販生活(カタログハウス)の創業者の斉藤駿さんが書いたものです。通販生活のビジネスモデルの成り立ちがよくわかります。小売業にかかわる人のみならず、情報を発信する人には参考になる良書です。

 その中の第一章が、「シアーズ」カタログの説得術、で、シアーズカタログの全盛期から衰退への過程が、著者の視点で説明されています。古典的な文字の羅列から出発した説得術が、50年代の消費社会では写真主体の説得術になり、黄金期を迎えるが、消費社会が成熟していく中で、その説得術が行き詰っていった、と。

 こうした理解に基づいて、通販生活の紙面構成による説得術が生まれていったわけですが、同社も業績的にはここ数年は横ばいです。もっとも、カタログの通販をしているところとしては健闘しているといったほうがよさそうです。

 良い時もあるし、悪い時もあるという言い方もされますが、社会の状況や人々の意識の変化を見て対応していき、継続していくのは、巨大な企業になればなるほど、難しくなるかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 18:20| (道)

2018年09月09日

デジタル遺品

 テレビ朝日『dele(ディーリー)』を毎週楽しみに見ています。
 パソコンやスマホに残された不都合なデジタル記録を依頼により抹消する業務を請け負う仕事にまつわる話です。「デジタル遺品」というべきもので、依頼人の死後、パソコンやスマホに遺るデジタル記録を内密に抹消するというものです。

 たしかに、デジタルデータはやっかいです。最近、遅ればせながら読んだ、上野千鶴子さんの「おひとりさまの老後」にも、遺すと困るものとして、ペットの次にパソコンや携帯のメモリは要注意と書いています。

 上野さんの本が出たのが、11年前なので、この問題を解決するサービスはなかったでしょうが、いまは、一定期間生存している認証を送らないと、死亡しているものとみなして、他人に見せたくないデータを自動削除できるソフトがあったりします。グーグルなど大量に個人データを保管しているところも同じようなサービスがあります。

 自分とは関係なさそうな話し方をしている、あなたはどうするつもりなのか?
ですか。

 わたしは、そういうソフトを使う予定はいまのところないです。削除するデータと遺すデータを整理するのも面倒ですし、データをどこかのサービスに預けるのも気が進まないです。見られたくないデータはその都度、どんどん削除し(もっとも復元されたらたまりませんが)、身近な人に見られてもいいようなデータだけにしておく。あとは、記憶にとどめておくだけでいいかなと。
posted by あさがおスタッフ at 09:09| (道)

2018年08月11日

組織は頭から腐る

 昨日お会いした、20人ほどの規模の葬儀社に在籍している担当者に、会社の雰囲気を聞いていた時のことです。
「社員は社長の仕事ぶりと人柄で集まっている」と断言しました。

 ご相談者の希望内容に合うかどうかはありますが、この言葉を聞けただけでも、率直に言って、こうした社はお勧めしたいところです。

 社長の日常の仕事への取組みがしっかりしていなければ、こうした言葉が社員から出てくることはないでしょう。

「組織は頭から腐る」

 頭が腐っていて、社員がしっかりしている組織はありません。しっかりした社員はさっさと見切りをつけて出ていくだけですから。

 われわれと葬儀社さんとの付き合いは長期的です。正確に言えば、長期的に付き合えるところを紹介したいと思っています。その第一は、何と言っても社長がしっかりしていることです。

 一般的には、ひとつの喪家では、葬儀社の担当者との付き合いは、数日なので運よく(喪家から見て喪家には)馬脚を現さずにすんでいるように見えることも多いでしょうし、社長がしっかりしているかどうかは関係ないように見えますが、われわれは、非常に大事なことだと思っています。
posted by あさがおスタッフ at 18:27| (道)