2019年02月10日

A葬儀社はどういうところですか?

 相談の話の流れの中では、「いま検討している葬儀社、さらには、これから検討したいと考える葬儀社はありますでしょうか。理由があればその理由も」と聞くことがあります。

 「近所の方がよく利用しているので」「知人が勧めてくれたので」「ホームページを見て問い合わせしたら、すぐに電話や見積もりを送ってくれたので」「かつて、利用したことがあるところなので」と理由は様々です。

 相談ではないのですが、「A社を検討しているが、これらの社はどうですか?」とか「親がA互助会に入っているようなのですが、ここはどういうところですか?」「違うサイトを通してA社B社C社の3社から見積もりが送られてきたが、どういう社ですか?」「この社から見積もりを取ったのだが、見積もりを見てもらえますか?」と言ったような問い合わせを受けることもあります。

 理由は様々ですが、検討している方にとっては、その社がどのようなポジションにあるのか、知りたいと思うのは当然です。ただ、サイトを見回してみてもわかるものではありません。
 これに、的確にこたえるためには、様々な社を見比べる状況にある人でないと、なかなか難しいといえます。

 もうちょっと、正確に言うと、A社を検討している人にとって、知りたいのはポジションという一般的なこともさることながら、具体的に、自分がしたい葬儀に適している社なのか、だと思います。これはさらに難しく、サイトをいくら見回してみてもわからないでしょう。

 ということで、センターに問い合わせてくるのでしょうが、これに対し、われわれもわかる範囲で、A社はこういう葬儀に適しているところで、こういう場合はあまりメリットがないのでは、とか、B社は、・・・・・と説明しますと、こういうのが知りたかった情報です、と喜んでもらえます。
posted by あさがおスタッフ at 10:55| (道)

2019年01月12日

お布施はどれくらいですか

 菩提寺がない場合でも、葬儀の時はお経をあげてもらいたいと考える方は多く、日本では約8割ほどの葬儀が仏式で行われていると言われています。

 菩提寺がない方の質問というのならわかるのですが、菩提寺がある方から、少なからず「お布施はどれくらいつつめばいいのでしょうか?」という質問を受けます。

 菩提寺さんにも、檀家さん同士でも聞きづらいし、他に聞くところもないので、当センターのようなところに質問されるのかもしれません。しかし、具体的な数字で答えることはできません。お付き合いの度合いもまちまちでしょうし、それぞれの関係により千差万別だからです。

 お布施の金額が「お経を読むお坊さんの格」と「お布施を支払う檀家の格」によって決まると、喝破したのは、梅棹忠夫さんです。「お経の長さや、木魚をポコポコとたたく労働量で決まるわけではなく、えらい坊さんにはたくさん出すのが普通であり、金持ちもたくさん出さないと格好がつかない」という「お布施の理論」を唱えました。

 ともあれ、実際に一番参考になり、あたりさわりがないのは、これまでの付き合いと同じようにする、ということでしょうか。ただ過去のようにはできない事情があれば、そのあたりの事情を説明して理解をもとめるのもよいと思います。
posted by あさがおスタッフ at 17:44| (道)

2018年12月08日

家族葬でのお知らせの仕方

 家族葬をするのに、どうやってお知らせをしたらいいかというご相談をうけることがあります。

 最近では「家族葬」という言葉もずいぶん浸透してきていますので、ご逝去の連絡をする際、葬儀前の段階でしたら、『葬儀は近親者のみで行う』ということと『一般の方のご参列はご遠慮いただきたい』ということをお知らせをすれば理解して頂けることも多くなったようです。

 葬儀を終えてからご逝去のお知らせをする場合には、例えば、「故人の遺志を尊重し、近親者のみで葬儀を行いました」というかたちの書面を郵送します。お知らせはできるだけ早い段階でお送りするとよいでしょう。

 葬儀前に連絡か、葬儀後に連絡か、どちらが正解ということはありません。実際の状況を見ながら、故人の交友関係の深さと広さを踏まえ、関係者の反応を予想しながら判断するほかありません。

 葬儀前に連絡すれば、家族葬と伝えたとしても、関係が深かった人などは、知ったからには会葬に行かなければ、と思う人が出てくる可能性があります。しかし、葬儀後の報告のように、「なぜ知らせてくれなかった」という非難はなくなるでしょう。

 身内でゆっくりお別れ、混乱させないことを優先し、葬儀後に報告するという選択肢もあります。

 それでも、「なぜ知らせてくれなかった」と非難され、その後の関係がうまくいきづらくなってしまうことが予想されるような、ごく親しい人にだけは、葬儀前に電話などで直接伝えるという方法も有効かもしれません(他の人には葬儀後に伝えると含みを持たせて) 。

 人間関係の基本的な事も忘れないように気を付けることも大切です。
posted by あさがおスタッフ at 16:29| (道)

2018年11月10日

ネット通販詐欺にあう

 寒くなる季節、ストーブを買おうと、とあるネット店で目星をつけてた商品が安かったので注文。現金振り込みしか決済方法がなく、振り込んだが、商品が届かない。ネット通販詐欺に引っかかってしまいました。

 これまで何百回となくネット通販を利用してきました。詐欺があることさえ、忘れていました。天災は忘れたころにやってくるではありませんが、自分でも、あまりに気が緩んでいてびっくりしました。

 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センターの「詐欺サイト等悪質なショッピングサイトに関する注意喚起」のページに書いてある注意点をみると、ドメインであれ、サイト運営者であれ、暗号化通信であれ、決済方法であれ、価格設定であれ、私のケースは見事に当てはまっていました。
 通常のサイトであれば左上あたりに店の名前があるものだが、店の名前もない。会社概要のページをみないと出てこない。電話番号も書いてない。url もおかしい。Https にもなっていない。メールアドレスもおかしい。といった具合でした。

 しかも、私の場合、全部わかっていることばかりです。さらに恥ずかしいのは、人にも偉そうに言っていたものでもあります。

 それでも引っかかってしまいました。

 注文する前でも、あれ? おかしいな、と思うところは何回もありました。価格が価格コムの最低よりも安い(心の声:でも、中には掘り出し物もあるのでは)、注文画面から決済に進めない(システムが雑なのかな、洗練されたシステムだと買う気がなかったけど、簡単に決済出来て用もないのに買ったこともあったな)、パスワードの発行が雑(まだ、発展途上の店で、こうした荒さが値付けで頑張っているのかな)、現金決済しかない(クレジットの手数料はばかにならないから、低価格を実現するのは現金しかないよね)・・・まるで、心の声は詐欺業者の代弁者のようになっていました。

 そして、さっさと注文して片づけてしまって、次のことをしようと注意がむいていたものですから、大事な情報をスルーしてしまいました。

 一回決めてしまえば、都合の悪い情報は、いいように解釈してしまう。注意が他の所に向いていれば、大事な情報もスルーしてしまう。この心理を巧みについて、詐欺業者が暗躍するってことでしょうか。

 一回痛い目にあったので、それ以降は注意深く情報を見るようになっています。これは葬儀社選びでも同じかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 17:32| (道)

2018年10月13日

シアーズの栄光と没落

 アメリカ老舗デパートのシアーズが大型倒産の瀬戸際に立っています。
 かつては全米最大の小売企業の一つだったが、米アマゾンなどネット通販の攻勢に押され、赤字経営が続いていました。

 ちょうど20年前に出版された『小売りの説得術』とう本があります。通販生活(カタログハウス)の創業者の斉藤駿さんが書いたものです。通販生活のビジネスモデルの成り立ちがよくわかります。小売業にかかわる人のみならず、情報を発信する人には参考になる良書です。

 その中の第一章が、「シアーズ」カタログの説得術、で、シアーズカタログの全盛期から衰退への過程が、著者の視点で説明されています。古典的な文字の羅列から出発した説得術が、50年代の消費社会では写真主体の説得術になり、黄金期を迎えるが、消費社会が成熟していく中で、その説得術が行き詰っていった、と。

 こうした理解に基づいて、通販生活の紙面構成による説得術が生まれていったわけですが、同社も業績的にはここ数年は横ばいです。もっとも、カタログの通販をしているところとしては健闘しているといったほうがよさそうです。

 良い時もあるし、悪い時もあるという言い方もされますが、社会の状況や人々の意識の変化を見て対応していき、継続していくのは、巨大な企業になればなるほど、難しくなるかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 18:20| (道)