2019年05月11日

一人の担当者が対応するということ

 当センターでは、ご相談者に対して、基本的に一人の担当者が対応しています。ただ、24時間いつでもすぐに対応するというわけにはいきません。仕事以外の時間もあるのはもちろんのこと、葬儀社との打ち合わせ、葬儀の立ち合い、斎場の確認などで事務所にいないときもあります。

 もちろん、担当者がいなくても、相談案件はわかるようになっているので、ほかのスタッフも代わることはできます。でも、お急ぎの時以外は、極力、担当者が対応をすることにしています。

 相談者からすれば、そのほうが安心でしょう。

 そしてさらには、われわれのようなところは、大組織のマニュアルがしっかりしたオペレーション的な対応ではないので、誰がやっても同じにはならず、相談対応にも人柄がでます。

 なので、ご相談者に対して、その場ですぐに対応できる人が機械的に対応するというよりも、一人の担当者がじっくり対応したほうが良いと思っています。
posted by あさがおスタッフ at 15:55| (道)

2019年04月13日

人間臨終図鑑を一年に一度はめくってみる。

 忘れたころに読む本があります。「人間臨終図鑑」(山田風太郎著)です。

 この本は、古今東西の、作家やら芸術家、哲学者、科学者、芸能人、さらには、英雄やら武将、政治家、はたまた、犯罪者にいたるまで、古今東西の様々な人物の死に様を紹介し、享年別にまとめている異色な「図巻」です。

 自分と同じ年齢の項についつい眼が行きます。「51歳で死んだ人々」ページを開いてみます。
後醍醐天皇にはじまり、平賀源内、バルザック、岩崎弥太郎、岡倉天心、リルケ、マキノ省三などとそうそうたる顔ぶれです。

 たとえば、岩崎弥太郎の場合は次のようなものです。
 岩崎弥太郎は、大酒豪であったが明治17年夏頃から食欲不振となり、秋には何度か昏倒し、しばしば1升、2升の胃液を嘔くようになった。診察の結果、胃ガンと判明した。彼は「おれは男だ。いかなる病名を聞かされても驚きはしない。ただ、治る病気か治らん病気か、それだけ教えてくれ」と頼んだが、医師は最後まで本人に病名を告げなかった。明治18年2月4日、100回も吐瀉し、発声も困難となる。2月7日二人の息子に三菱の将来について毛利元就の故事をひいてからくも遺言を述べ、「腹の中が裂けるようだ。もう何もいわん」と絶命。息が絶えたあと、死んだ口から3,4升の吐物が流れ出した。

 死に様はまさに千差万別、新たなページをめくるごとに、うかうかと生きてられないとかみしめています。

 ちなみに、この本がうまれた背景は、当時、ダンテの「神曲」を自分流にアレンジした「神曲崩壊」という小説を発表していて、その副産物として、「人間臨終図巻」が生まれたということです。
posted by あさがおスタッフ at 16:07| (道)

2019年02月10日

A葬儀社はどういうところですか?

 相談の話の流れの中では、「いま検討している葬儀社、さらには、これから検討したいと考える葬儀社はありますでしょうか。理由があればその理由も」と聞くことがあります。

 「近所の方がよく利用しているので」「知人が勧めてくれたので」「ホームページを見て問い合わせしたら、すぐに電話や見積もりを送ってくれたので」「かつて、利用したことがあるところなので」と理由は様々です。

 相談ではないのですが、「A社を検討しているが、これらの社はどうですか?」とか「親がA互助会に入っているようなのですが、ここはどういうところですか?」「違うサイトを通してA社B社C社の3社から見積もりが送られてきたが、どういう社ですか?」「この社から見積もりを取ったのだが、見積もりを見てもらえますか?」と言ったような問い合わせを受けることもあります。

 理由は様々ですが、検討している方にとっては、その社がどのようなポジションにあるのか、知りたいと思うのは当然です。ただ、サイトを見回してみてもわかるものではありません。
 これに、的確にこたえるためには、様々な社を見比べる状況にある人でないと、なかなか難しいといえます。

 もうちょっと、正確に言うと、A社を検討している人にとって、知りたいのはポジションという一般的なこともさることながら、具体的に、自分がしたい葬儀に適している社なのか、だと思います。これはさらに難しく、サイトをいくら見回してみてもわからないでしょう。

 ということで、センターに問い合わせてくるのでしょうが、これに対し、われわれもわかる範囲で、A社はこういう葬儀に適しているところで、こういう場合はあまりメリットがないのでは、とか、B社は、・・・・・と説明しますと、こういうのが知りたかった情報です、と喜んでもらえます。
posted by あさがおスタッフ at 10:55| (道)

2019年01月12日

お布施はどれくらいですか

 菩提寺がない場合でも、葬儀の時はお経をあげてもらいたいと考える方は多く、日本では約8割ほどの葬儀が仏式で行われていると言われています。

 菩提寺がない方の質問というのならわかるのですが、菩提寺がある方から、少なからず「お布施はどれくらいつつめばいいのでしょうか?」という質問を受けます。

 菩提寺さんにも、檀家さん同士でも聞きづらいし、他に聞くところもないので、当センターのようなところに質問されるのかもしれません。しかし、具体的な数字で答えることはできません。お付き合いの度合いもまちまちでしょうし、それぞれの関係により千差万別だからです。

 お布施の金額が「お経を読むお坊さんの格」と「お布施を支払う檀家の格」によって決まると、喝破したのは、梅棹忠夫さんです。「お経の長さや、木魚をポコポコとたたく労働量で決まるわけではなく、えらい坊さんにはたくさん出すのが普通であり、金持ちもたくさん出さないと格好がつかない」という「お布施の理論」を唱えました。

 ともあれ、実際に一番参考になり、あたりさわりがないのは、これまでの付き合いと同じようにする、ということでしょうか。ただ過去のようにはできない事情があれば、そのあたりの事情を説明して理解をもとめるのもよいと思います。
posted by あさがおスタッフ at 17:44| (道)

2018年12月08日

家族葬でのお知らせの仕方

 家族葬をするのに、どうやってお知らせをしたらいいかというご相談をうけることがあります。

 最近では「家族葬」という言葉もずいぶん浸透してきていますので、ご逝去の連絡をする際、葬儀前の段階でしたら、『葬儀は近親者のみで行う』ということと『一般の方のご参列はご遠慮いただきたい』ということをお知らせをすれば理解して頂けることも多くなったようです。

 葬儀を終えてからご逝去のお知らせをする場合には、例えば、「故人の遺志を尊重し、近親者のみで葬儀を行いました」というかたちの書面を郵送します。お知らせはできるだけ早い段階でお送りするとよいでしょう。

 葬儀前に連絡か、葬儀後に連絡か、どちらが正解ということはありません。実際の状況を見ながら、故人の交友関係の深さと広さを踏まえ、関係者の反応を予想しながら判断するほかありません。

 葬儀前に連絡すれば、家族葬と伝えたとしても、関係が深かった人などは、知ったからには会葬に行かなければ、と思う人が出てくる可能性があります。しかし、葬儀後の報告のように、「なぜ知らせてくれなかった」という非難はなくなるでしょう。

 身内でゆっくりお別れ、混乱させないことを優先し、葬儀後に報告するという選択肢もあります。

 それでも、「なぜ知らせてくれなかった」と非難され、その後の関係がうまくいきづらくなってしまうことが予想されるような、ごく親しい人にだけは、葬儀前に電話などで直接伝えるという方法も有効かもしれません(他の人には葬儀後に伝えると含みを持たせて) 。

 人間関係の基本的な事も忘れないように気を付けることも大切です。
posted by あさがおスタッフ at 16:29| (道)