2019年06月02日

今年も薔薇の季節がやって参りました。

 鎌倉の友人宅の屋根一面に咲き誇っている白い薔薇の花は、そのまま裏山へと続き、その立体感ある光景は、暫し都会の喧騒を忘れさせてくれる季節の風物詩のようでもあります。

 とげがあり、お花は鮮やか過ぎて当方が関係しているご葬儀関係には向かないと言われている薔薇の花ですが、時としてこの薔薇でなければ、ご葬儀が成り立たなかったのではと思われる程の
インパクトを見せることもございます。

 以前立会いでお伺いしたご葬儀では、「祭壇を造らず、柩の周りを白薔薇で飾り、1日だけのお別れ会としてパ‐ティ形式で執り行い、献花も柩へのお花入れも白薔薇で統一し、写真は撮らず、一切のものを残さない」とのご要望がございました。

 彫刻家のご主人が過ごしたパリ時代のかつてのお仲間が集い、思い出話に花を咲かせ、ゆったりした時間が流れる中、最期のお別れとなりました。
ご会葬の方々が手向けた白薔薇で埋め尽くされた柩に、最後奥様の手で一輪の真紅の薔薇が置かれました。
 真紅の薔薇は奥様の想いをすべて語っているように思われ、その鮮やかさと共に、今でも薔薇の季節になるとその光景が目に浮かびます。
posted by あさがおスタッフ at 13:43| (松)

2019年05月26日

骨身を惜しまずに・・・。

 ご葬儀の担当者に対する感謝のお言葉として、「骨身を惜しまず」はご喪家の方々にとって何ものにも代え
難い意味合いが込められているようです。
 特に初めてご葬儀をお出しするご喪家にとって、やり直しは出来ず、何からどの様に手を付けてよいのか、
何か手落ちはないのか、様々な思いだけが堂々巡りしている状態の中、担当スタッフの助言は心強く、まさに
頼もしい存在です。
 ご葬儀後のアンケートでも担当者の対応ぶりをご評価いただき、「骨身を惜しまず」のお言葉を拝見する度
に、担当者をご紹介する当方も我が事の様にホッとさせられます。

 メールでのご相談をお受けしていた矢先、お父様が急変され、緊迫した中、急遽お見積りをお取りした葬儀
社さんとのやり取りに、当初ご相談者は警戒気味の御様子でした。
 ご自宅以外へのご安置をご希望になり、お父様は葬儀社さんの自社安置所に搬送されましたが、暫くしてお
母様のご要望でご自宅でのご安置に切り替わりました。
 担当者はお母様のお気持ちを察し、搬送の切り替えを快く引き受け、その間の費用はサービスされたこと
で、一気に信頼感を得、以後ご喪家の方々は担当者を大変頼りにされたとのことです。
 担当者はご自宅でのご安置を出来るだけ長くし、その間にご近所の方には最後のお別れをしていただけるよ
うに助言をし、ご仏壇の購入に際しても市内の仏具屋さんに足を運び、推薦できる店を調べ、ご購入の際には
実物を良くご覧になって頂くよう忠告されたとの事。
早速「忠告に従って購入しました」とご相談者からご報告も届きました。

 会社の関係でご葬儀日程を最優先されたご相談者からは「希望日までに日にちが迫っており、式場・火葬場
とも塞がっている状態でしたので、他の葬儀社さんからはご希望の日はお取りできませんと却下されたが、ご
紹介頂いた葬儀社の担当者さんはどのようにすれば希望の日程で執り行うことが出来るかを第1に考えて奔走
してくれ、無事ご葬儀を終えることができました。常にご喪家の気持ちになって考え、行動してくれたおかげ
です」。

 「最初のコンタクトから葬儀までほとんど時間が無かったのに対して、とても的確に対応してくださり、安
心できました。担当者の方は知識や経験も豊かでこちらが迷うことなくその都度アドバイスもくださいまし
た。機会があれば、又お願いしたいと思っております」

 ご喪家の皆様のほっと安堵されたお顔が目に浮かびます。
 と同時に、担当者の方々の骨身を惜しまないお仕事ぶりに感謝いたします。
posted by あさがおスタッフ at 12:23| (松)

2019年05月18日

たかがメイク、されどメイクというけれど・・・。

 ご逝去された後、病院でも死後処理の一環として男性の場合はおひげそり、女性の場合簡単なメイク等でお
顔を整えていただけますが、特に女性の場合のメイクは後々まで語り伝えられ、メイク一つでご葬儀の印象も
大分変わってくるように思われます。

 担当者から「最期に元気な頃のお母様に会えてよかったと喜んで頂けました」とのご報告を伺い、思わず大
きく頷いて同意したことも度々ございました。

 長患いの末ご逝去されたお母様の場合は、やつれて痛々しい程でしたが、プロのメーキャップアーチストの
手によりシリコンを入れ、ふっくらされた特殊メイクがほどこされると、見る見る生気を取り戻し、今にも目
を開けてにっこりされるのではと思わせる程だったとのこと。
 元気な頃とは別人の様になられた方を見慣れたお顔に戻すには、時にはプロの方のお力も必要なのではと思
わせる出来事でした。

 一方で、100歳を迎えられた方のご葬儀では、ご葬儀自体は大変ご満足と感謝されましたが、遠慮がちに1点
だけ気になった点をご指摘頂きました。
 綺麗にメイクをし過ぎて、普段のお母様らしくなく、落ち着かなかったとの事。
 お身内の方にとりましては、いつまでも心に残る大切なお顔です。
 たかがメイク、されどメイクです。

 以前、プロの方から普段のメイクと違い、綺麗に美しく仕上げるのが目的ではなく、如何に生前のその方ら
しいメイクが施せるかが問題で、生前のお写真を拝見し、御家族の方からお話をお伺いして、少しでもその方
にふさわしいお顔に近づける様に気を付けており、それはちょうど絵画の修復作業にも似ているとのお話をお
伺いしたことがございます。

 大分昔のことになりますが、臨終に立ち会えなかった母のことが今でも思い出されます。
 慌てて駆け付け白い布を取ると、血色もよく普段通りの薄化粧の母が今にもパッチリ目を開け微笑むような
姿に、妙に安心した気持ちになれたことを・・・。
posted by あさがおスタッフ at 20:17| (松)

2019年05月04日

担当者とのコミュニケーションを大切に・・・。

 「父の葬儀の時も◯◯さんにお願いしようと思います。◯◯さんにはすでに伝えてありますので・・・。こ
れからも、遺族の方達のために、頑張ってください」。
 お母様をお送りされて一段落された折、改めて御礼のメールを頂きました。

 御家族3名様でお母様をお見送りされたいが、ご葬儀を執り行うのは初めてとのこと。
 周りにご相談される方もいらっしゃらない御様子をお伺いし、地元の賛同社からベテランの担当者をご紹介
させて頂きました。

 ご紹介した担当者とのご相談もスムースに運び、ご相談者からの幾つものご要望にも迅速に対応していただ
け、お母様とは火葬のみのお別れでしたが、質素な中にも印象深いおみおくりが出来たことに、感謝してい
らっしゃるとの由。

 ご不安なお気持とやり直しがきかない状況に置かれ、滞りなく執り行うことが急務の中、担当者の存在は大
きく、小規模なご葬儀では特に担当者とのコミュニケーションの取り方如何で、ご葬儀の良し悪しが決ってし
まうと申し上げても、過言ではありません。
 ご相談者のご要望をいかに迅速にくみ取り、アドバイスできるか、担当者にとっては限られた時間との戦い
でもあります。

 ●ご喪家のご事情を酌んで「これで十分、これは必要ないとまで言ってくれました」
 ●細かいプランの変更や相談にも対応し、きめ細やかなサポートで、手作りの温かい式が出来たと満足して
おります。
 ●親戚からも「心に残るお葬式でした。家にも是非ご紹介してほしい」と言われました。
 ●「母はこういうご葬儀がしたかったんです。ありがとうございました」と・・・。
 以上は当センタ―に寄せられた、アンケートの一文です。

 お時間がございましたら、ご紹介した担当者の方と直にお会いになり、ご要望等お話し合いをされ、ご納得
のいくご葬儀でお別れして頂ければと存じます。
posted by あさがおスタッフ at 21:13| (松)

2019年04月28日

ご葬儀はご遺族の「こだわり」が鍵となる

 お医者様からご準備をと促され、慌ててインターネットで検索をされ、情報集めだけはされたが、氾濫して
いる情報の中から我が家に見合う情報をピックアップされるのは至難の業でもあります。
 勢い、既製品で間に合わせるように決めて、可もなく不可もなくご葬儀が終り、心に残るものが今一つ実感
できないもどかしさを感じていらっしゃる方も多いかと存じます。

 ご葬儀の良し悪しは金銭だけでは測りきれず、ご遺族、担当者、周りのスタッフ皆さんの気持ち次第で大き
く左右されます。
 
 先ずは、ご遺族が故人との絆を大切に、これだけはしてあげたいというこだわりを持つことでご葬儀に参加
され、担当者は出来るだけご要望に添える様考慮し、提案していきます。

 納棺に間に合わなかった弟様のたっての願いは「最後の一晩をお父様とご一緒に過ごしたい」でした。
  
 当初ご自宅で納棺後、日華斎場での1日葬という段取りでしたが、ご葬儀まで1週間待ちとのことで、ご相談
者のお仕事の関係から難しい状況となり、急遽担当者の提案で、地元のお寺さんでのご葬儀に切り替わりまし
た。
 納棺を済ませ、ご葬儀会場となるお寺の安置所に移動されましたが、弟様が遠方から駆け付けたのは、ご葬
儀前夜になってしまわれました。
 通夜を執り行わない1日葬で、しかも式場費が半額とのことで、通常のお泊りは難しい状況でしたが、こち
らのお寺をよくご存じの担当者が掛合い、2階の空いている和室を無償で提供いただけることになりました。
 1階にご安置されている柩を2階の和室に運ぶ手立ては、階段しかありませんでしたが、御兄弟3人で力を合
わせ、柩のお父様を2階和室にお運びし、お父様を囲み御兄弟で最後の晩をお過ごしになられたとの由。
 感無量の面持ちで、担当者にお話されたとお聞きしております。

 また、一方ご相談当初白紙状態のご葬儀では、ご検討の結果、お食事と返礼品は亡くなられたご主人好みの
お料理と、ご喪家の記念になるものをご喪家側でご用意することになりました。
 
 さらに、会社でイベント企画のお仕事をされているお嬢様がご葬儀の進行役をお努めになり、ご葬儀中、担
当者は脇でアドバイザーとしての意見を申し上げるにとどめ、ご葬儀を見守って行く形をお取りになりまし
た。
 「生前父は私の仕事内容を良く分かっていなかったようですが、これで理解してくれたと思います」とお父
様の最期を取り仕切り、悲しみの中にもご満足された御様子が伺えたとのことです。
 
 ご遺族の「こだわり」の意を汲み取ることも大切です。
posted by あさがおスタッフ at 17:29| (松)