2019年05月18日

たかがメイク、されどメイクというけれど・・・。

 ご逝去された後、病院でも死後処理の一環として男性の場合はおひげそり、女性の場合簡単なメイク等でお
顔を整えていただけますが、特に女性の場合のメイクは後々まで語り伝えられ、メイク一つでご葬儀の印象も
大分変わってくるように思われます。

 担当者から「最期に元気な頃のお母様に会えてよかったと喜んで頂けました」とのご報告を伺い、思わず大
きく頷いて同意したことも度々ございました。

 長患いの末ご逝去されたお母様の場合は、やつれて痛々しい程でしたが、プロのメーキャップアーチストの
手によりシリコンを入れ、ふっくらされた特殊メイクがほどこされると、見る見る生気を取り戻し、今にも目
を開けてにっこりされるのではと思わせる程だったとのこと。
 元気な頃とは別人の様になられた方を見慣れたお顔に戻すには、時にはプロの方のお力も必要なのではと思
わせる出来事でした。

 一方で、100歳を迎えられた方のご葬儀では、ご葬儀自体は大変ご満足と感謝されましたが、遠慮がちに1点
だけ気になった点をご指摘頂きました。
 綺麗にメイクをし過ぎて、普段のお母様らしくなく、落ち着かなかったとの事。
 お身内の方にとりましては、いつまでも心に残る大切なお顔です。
 たかがメイク、されどメイクです。

 以前、プロの方から普段のメイクと違い、綺麗に美しく仕上げるのが目的ではなく、如何に生前のその方ら
しいメイクが施せるかが問題で、生前のお写真を拝見し、御家族の方からお話をお伺いして、少しでもその方
にふさわしいお顔に近づける様に気を付けており、それはちょうど絵画の修復作業にも似ているとのお話をお
伺いしたことがございます。

 大分昔のことになりますが、臨終に立ち会えなかった母のことが今でも思い出されます。
 慌てて駆け付け白い布を取ると、血色もよく普段通りの薄化粧の母が今にもパッチリ目を開け微笑むような
姿に、妙に安心した気持ちになれたことを・・・。
posted by あさがおスタッフ at 20:17| (松)

2019年05月14日

区民葬儀って・・?

 区民葬とは、東京23区内の住民であればどなたでも利用できる、区民の葬儀にかかる経費の負担軽減を図るための制度です。

 費用を抑えるための規格ですので、その内容は質素なものになることが多いようですが、低価格である上に、料金が決まっているという部分での安心感はあるかもしれません。

 区民葬を引き受けられるのは、「東京都葬祭業協同組合」に加盟している区民葬儀取扱店のリストに記載がある葬儀社のみとなります。

 ただし、このリストに掲載されている葬儀社は、区が推薦する葬儀社というわけではなく、「区民葬はこの中の葬儀社が対応できます」という案内です。

  区では区民葬の利用券を発行するだけで、実際の葬儀の施行や対応、また、万が一トラブルがあった場合においても、葬儀については一切関与していませんので、区民葬を利用したい場合でも、葬儀社を選ぶことは大切です。

 区民葬は50年以上前の、自宅でのお看取り、そのまま自宅で葬儀を行っていた時代のものがベースになっているため、病院などで亡くなり、葬儀は葬儀場で行うというケースが多い今の時代の葬儀においては、ほかにも多くの品目が必要になってきます。

 区民葬でカバーしている品目以外のものやサービスの値段は葬儀社が自社で決められるものが多いので、区民葬での葬儀でも、トータルでいくらかかるのかは、依頼する葬儀社によって異なります。

 もっとも、取扱店に区民葬の相談に行ったら、やんわりと何やかやの理由をつけられて区民葬と違うものを勧められた、という話もよく聞きます。区民葬ができる葬儀社というのは、組合に入っている、いわば昔ながらの葬儀社です。

 費用面のみならず、社風、担当者、などトータルに比べて葬儀社を選びたいものです。
posted by あさがおスタッフ at 21:29| (本)

2019年05月11日

一人の担当者が対応するということ

 当センターでは、ご相談者に対して、基本的に一人の担当者が対応しています。ただ、24時間いつでもすぐに対応するというわけにはいきません。仕事以外の時間もあるのはもちろんのこと、葬儀社との打ち合わせ、葬儀の立ち合い、斎場の確認などで事務所にいないときもあります。

 もちろん、担当者がいなくても、相談案件はわかるようになっているので、ほかのスタッフも代わることはできます。でも、お急ぎの時以外は、極力、担当者が対応をすることにしています。

 相談者からすれば、そのほうが安心でしょう。

 そしてさらには、われわれのようなところは、大組織のマニュアルがしっかりしたオペレーション的な対応ではないので、誰がやっても同じにはならず、相談対応にも人柄がでます。

 なので、ご相談者に対して、その場ですぐに対応できる人が機械的に対応するというよりも、一人の担当者がじっくり対応したほうが良いと思っています。
posted by あさがおスタッフ at 15:55| (道)

2019年05月07日

葬祭扶助での葬儀は・・。

 生活保護を受けている方から葬儀社を紹介して欲しいというご相談を受けました。
 詳しいお話しを伺うと、ご対象者は同居されているお父様で、自宅治療を行なっているとのこと。
 医師からは今晩から明日が山と伝えられ、ご自身で数社の葬儀社に問い合わせをしたが断られてしまったとのことでした。
 深夜の時間帯で福祉事務所の担当者にも相談することが出来ず、万一のことが起こった際にはどこに連絡をしてどのような手続きをしたらよいのか、など、お電話口の声はとても不安そうなご様子でした。

 病院でご逝去された場合には、事前に葬儀社の情報は持っていなくても、紹介などにより、少なくとも依頼できる葬儀社の見当はつけることが出来ると思いますが、ご自宅で看取られる場合は情報も少なく、しかも、お身内のご逝去という一大事という状況で、自分ではどうにもできないという不安はとても大きなものだと思います。

 ご相談者から直接問い合わせを受けた葬儀社がどのような理由で断ったのかは定かではありませんが、たとえ対応できない状況だったとしても、葬祭扶助で行なう葬儀についての手続きなどのアドバイスだけでもしてもらえたら、ご相談者の方は少しだけでも安心できたのかもしれません。
 葬祭扶助の葬儀でもきちんと対応してくれる葬儀社はあります。
 このご相談では、葬祭扶助での葬儀についての説明をさせていただき、対応してくれる葬儀社をご紹介させていただいたことでご安心いただけたようで、お電話を切るころにはご相談者の声が少し元気になっていたように感じました。
posted by あさがおスタッフ at 22:47| (本)

2019年05月04日

担当者とのコミュニケーションを大切に・・・。

 「父の葬儀の時も◯◯さんにお願いしようと思います。◯◯さんにはすでに伝えてありますので・・・。こ
れからも、遺族の方達のために、頑張ってください」。
 お母様をお送りされて一段落された折、改めて御礼のメールを頂きました。

 御家族3名様でお母様をお見送りされたいが、ご葬儀を執り行うのは初めてとのこと。
 周りにご相談される方もいらっしゃらない御様子をお伺いし、地元の賛同社からベテランの担当者をご紹介
させて頂きました。

 ご紹介した担当者とのご相談もスムースに運び、ご相談者からの幾つものご要望にも迅速に対応していただ
け、お母様とは火葬のみのお別れでしたが、質素な中にも印象深いおみおくりが出来たことに、感謝してい
らっしゃるとの由。

 ご不安なお気持とやり直しがきかない状況に置かれ、滞りなく執り行うことが急務の中、担当者の存在は大
きく、小規模なご葬儀では特に担当者とのコミュニケーションの取り方如何で、ご葬儀の良し悪しが決ってし
まうと申し上げても、過言ではありません。
 ご相談者のご要望をいかに迅速にくみ取り、アドバイスできるか、担当者にとっては限られた時間との戦い
でもあります。

 ●ご喪家のご事情を酌んで「これで十分、これは必要ないとまで言ってくれました」
 ●細かいプランの変更や相談にも対応し、きめ細やかなサポートで、手作りの温かい式が出来たと満足して
おります。
 ●親戚からも「心に残るお葬式でした。家にも是非ご紹介してほしい」と言われました。
 ●「母はこういうご葬儀がしたかったんです。ありがとうございました」と・・・。
 以上は当センタ―に寄せられた、アンケートの一文です。

 お時間がございましたら、ご紹介した担当者の方と直にお会いになり、ご要望等お話し合いをされ、ご納得
のいくご葬儀でお別れして頂ければと存じます。
posted by あさがおスタッフ at 21:13| (松)