2018年10月24日

長期的なご相談ではぜひ見直しして頂ければと思います。

 以前、葬儀の事前相談は余命を知らされてからするのが普通ですか?というお問い合わせがありました。
 ご家族に万一のことがあった時、慌てないようにしたいということから、葬儀のことを考え始めたという方からのご相談です。
 ネットで葬儀社のことを調べ始め、色々見ていくうちに、葬儀社をネットで決めてしまっていいものなのか、と心配になってしまったとのこと。
 「まだ余命を宣告されたわけではなく、すぐに葬儀社を決めなくてはならないという状況ではないのですが、事前相談はやはり余命を宣告されてからするものですか?」というご質問でした。
 
 事前相談においては、どの時期から始められても大丈夫です。
 今はまだお元気な状態という長期的なご相談の場合でも、小さな不安を取り除くだけで気持ちが少し軽くなることもあると思いますし、まったくわからなかった葬儀のことを知るだけでも安心感はあるかと思います。。
 ただ、長期的なご相談の場合には、詳細までを決める必要はないとも思うのが正直なところです。

 何年も先という話になる場合、まず、ご相談者やご家族が現在の状況と将来の状況が変わってしまう事があるということがあると思います。
 また、葬儀社においてもその時の担当者がいなくなっていたり、代表者が代替わりして会社の雰囲気や価格帯がかわっていたり、など、いろいろな面において変わってしまうことがあるかもしれません。
 お葬式自体、今と昔では規模が大きく変わっていて、昔では考えられなかった火葬だけで見送る葬儀を今では普通に希望できる時代になっています。
 
 長期的なご相談の場合には、時々見直しのご相談をして頂くことをお勧めしています。
 以前の見積りやご提案から、また新しい状況でのご提案などがあるかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 13:45| (本)

2018年10月21日

後は看病にお気持ちを集中していただければ・・・。

 「事前にご相談していくうちに、自分の気持ちもはっきりしてきて、残り少ない日々を看取ることだけに集中することができました」
 ご葬儀後、ご依頼者の方々から上記のようなご報告を度々いただきます。

 我々、ご相談を受ける立場の者といたしましては、ホッと安堵するひとときでもございます。
 当センターの設立間もない頃に比べ、最近ではマスコミを中心とした情報過多の傾向もあり、ご葬儀の内容も表面上は大分様変わりして参りましたが、あらかじめ事前にご相談される方のお気持は、以前も現在もあまりお変わりないように思われます。

 事前にご相談されるお気持やお立場はそれぞれですが、やり直しがきかない未知のことへの不安や、必死に戦っていらっしゃる方を目の当たりにして、大方は自己嫌悪に陥りながらも、無事やり遂げねばとお気持ちを奮い立たせてのご相談かと存じます。

 限界が近づいてきて、なんども「もしかしたら」がよぎり、「その時」をどうすればよいのか、具体的に何も分からない状態のまま、まずは当センターにご相談された方からは、看病しながら一方で同時に葬儀の準備に入る行動に罪悪感を覚え、悩みながらのやりとりの中で、センターのホームページを読み込んでいくうちに 、あらかじめ知っておくことが、ひいてはキチンと送ってあげることに繫がるのだ、と思えるようになってこられたとのご報告も承っております。
 
 お気持も次第に落ち着き、残り少ない時間でしたが看病に専念でき、悔いを残さずお見送りが出来たとのことです。
 
 当惑しながらもメールやお電話でのやり取りをしていくうちに、不安や疑問が一つずつ取り除かれ、お気持も次第に整理されて、後は安心して看病に集中されたご様子が伺われます。

 ご葬儀だけはやり直しがききません。
 ご相談された後は、悔いが残らないように、精一杯の看病をして差し上げてください。
posted by あさがおスタッフ at 00:02| (松)

2018年10月17日

何が不安なのかは人それぞれ。

 事前相談では、初めての葬儀ということで、殆どの方が漠然とした不安をお持ちです。
 不安の具体的なものは何なのかご本人もよくわからないという事も多く、やり取りの中で一つ一つが明確になり、不安に思っていたことが少しずつ解消されてくると、ご安心いただいた雰囲気が伝わってきて、こちらも安心いたします。

 小さなこと、こんなこと聞いていいのか、常識から外れてる?など、不安の要素がどのようなものなのかはそれぞれですし、ご葬儀ごとは個人的な内容も伴いますので、やりとりでは、お話を伺いながら何が不安なのかを見つけて、少しでも解消していただければと思います。
 
 具体的に何が不安なのかわからなくても、よくわからないことが不安になっていることも多いように思います。
 
 葬儀のことで不安に思っていることの内容は人それぞれです。
 難しい内容のご相談になることもありますが、少しでも不安を軽減して頂けるよう、対応させて頂いています。
posted by あさがおスタッフ at 23:36| (本)

2018年10月13日

シアーズの栄光と没落

 アメリカ老舗デパートのシアーズが大型倒産の瀬戸際に立っています。
 かつては全米最大の小売企業の一つだったが、米アマゾンなどネット通販の攻勢に押され、赤字経営が続いていました。

 ちょうど20年前に出版された『小売りの説得術』とう本があります。通販生活(カタログハウス)の創業者の斉藤駿さんが書いたものです。通販生活のビジネスモデルの成り立ちがよくわかります。小売業にかかわる人のみならず、情報を発信する人には参考になる良書です。

 その中の第一章が、「シアーズ」カタログの説得術、で、シアーズカタログの全盛期から衰退への過程が、著者の視点で説明されています。古典的な文字の羅列から出発した説得術が、50年代の消費社会では写真主体の説得術になり、黄金期を迎えるが、消費社会が成熟していく中で、その説得術が行き詰っていった、と。

 こうした理解に基づいて、通販生活の紙面構成による説得術が生まれていったわけですが、同社も業績的にはここ数年は横ばいです。もっとも、カタログの通販をしているところとしては健闘しているといったほうがよさそうです。

 良い時もあるし、悪い時もあるという言い方もされますが、社会の状況や人々の意識の変化を見て対応していき、継続していくのは、巨大な企業になればなるほど、難しくなるかもしれません。
posted by あさがおスタッフ at 18:20| (道)

2018年10月10日

葬儀の相談

 先日、葬儀の現場確認に行ってきました。
 都内の小規模な家族葬に合う斎場で行われた、告別式のみでの一日葬です。

 ご相談者は私の友人です。ちょうど一年前の10月、お母様が倒れ、葬儀のことを考えなくてはならない状況になってしまったが、葬儀のことは何も分からないという状況でした。
 友人は初めて喪主という立場になるという状況です。

 まず、葬儀社の紹介というよりも、葬儀のことについての質問から始まります。
 友人からの質問は、亡くなったらどうしたらいいのか、葬儀はどこでやったらいいのか、どんな流れで進むのか、喪主は何をしたらいいのか、などなど…。

 それから一年、会う時には、前に質問されたことと同じことを繰り返して質問してくることもありましたが、もちろん、一から説明します。
 新たな疑問が出てくれば、それに対しての対応もします。
 「わからないことだらけだから、いつでも気軽に聞けてありがたい!」と言っていました。
 
 今回は友人ということもあり、何かのついでに葬儀の話しをしたりなど、その時点での状況やわからない事などの話題になり、その都度話をしてきましたが、センターへご相談される方も、センターでの対応は友人に対する対応と変わりはありませ。逆に、センターへご相談になる方は、初めましての方ばかりですので、ちゃんと伝わっているだろうか、と慎重に、丁寧に対応させて頂いているかもしれません。
 時間が経つと、こちらから連絡をすることをためらう事ですので、ちゃんと説明ができていたかを心配してしまうこともあります。

 初めて葬儀を出さなくてはならない方にとって、ご対象者の方が亡くなったとき、どうしたらいいのか、どんな風に準備が進んでいくのか、何に気を付けなくてはならないのか、など、不安な要素は沢山あると思いますし、後からまた新たな疑問が出てくることもあると思います。
 センターは、葬儀社を紹介する事だけの活動をしているわけではありませんので、何かありましたらいつでもご連絡いただければと思っています。

 今回のご葬儀では、事前相談の段階からお母様がお亡くなりになるまでの一年間の間に友人と葬儀社の担当者は一度もコンタクトを取らずに葬儀社へ依頼する流れになりましたが、こちらから、担当者がどんな人なのか、などを伝えていたので、安置所で「初めまして」という状態から信頼関係ができたようです。

 ご葬儀では、お母様の好きだったピンク色をメインにした生花祭壇を飾り、とても温かい雰囲気で執り行われました。
 
posted by あさがおスタッフ at 23:51| (本)